贈る時期や相場は?熨斗の書き方?知っておくべき引っ越し祝いのマナー

2016.10.15引っ越し , 引っ越し祝い , 生活
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周りに最近引っ越しをした方や、近々予定されている方はいますか?親しい方やお世話になった方であれば、ぜひ引っ越し祝いを送りましょう。
しかし、贈る時期や相場、熨斗(のし)の書き方など、お祝い事に贈り物をする際のマナーを知らないという方も多いと思います。

そこで今回は、知っておくべき引っ越し祝いのマナーについてご紹介します。

引っ越し祝い・新築祝いとは?

引っ越し祝いは、ただ単純に引っ越しを祝うだけの意味合いで贈るものではありません。人生の転機に伴った引っ越しや、持ち家を購入した場合など、めでたい引っ越しに対して贈りましょう。
賃貸から賃貸への特別な理由がない引っ越しの場合は贈り物をする必要はないため、お呼ばれした際に簡単な手土産を持って行く程度で良いでしょう。

また、引っ越し祝いと新築祝いでは意味合いが少し異なります。

引っ越し祝い

中古住宅の購入や結婚・転職をきっかけに引っ越しする場合に贈るのが一般的です。
企業がオフィスを移転した場合などは、引っ越し祝いではなく移転祝いとなるため注意してください。

新築祝い

新築住宅の購入に際して贈るものです。一戸建てだけでなく、マンションの場合も当てはまります。
また、新たに事務所や店舗を新築した企業に贈る場合も新築祝いになります。

引っ越し祝いを贈る時期

引っ越し前後は荷物の整理や各種手続きなどで非常に忙しいため、そのような時期に引っ越し祝いを贈ることは避けてください。
引っ越しの2週間以上前や、1週間以上経ってからがベストです。

新築祝いの場合は、家に招待された際に持って行きましょう。

引っ越し祝いの相場

相手との親しさや間柄によって大体の相場が決まっています。

友人・職場の同僚の場合、5,000円~1万円くらいが相場です。個人で贈るか、連名で贈るかによっても変わりますが、連名であれば幾人かで折半することになるため、少し高価なものを贈ることができます。

身内への贈り物の場合、1~3万円くらいが相場です。ただし、地域の相場や風習によっても異なるため、ご両親に相談してから決めることをおすすめします。

引っ越し祝いの熨斗の書き方

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熨斗(のし)とは、お祝い事の際の贈り物に添えていた飾りのことです。現在は熨斗紙として、水引も一緒にプリントされたものが多く用いられます。引っ越し祝い・新築祝いに使用する場合は、5本ずつの蝶結びの熨斗紙を使用しましょう。

熨斗紙の中央上部にはお祝いの内容を書きます。新築祝いには「祝御新築」、引っ越し祝いには「祝御引越」などです。中央下部には送り主を記入します。

ただし、連名で贈る際は書き方にルールがあるため注意が必要です。夫婦の場合、右に夫の氏名、左に妻の名前のみを中央に寄せて書きましょう。有志による連名の場合、3名以下であれば、年長者の氏名を中央に書き、年齢順に左に並べて書きます。4名以上の場合は、代表者の氏名を中央に書き、左隣に少し小さめに「外一同」と書きましょう。

引っ越し祝いのタブー

引っ越し祝いで贈り物をする際に、贈ってはならないものがいくつかあります。

火を連想させるもの・赤いもの

火事を連想させるため、引っ越し祝いとして1番贈ってはならないものです。

絵画・壁飾り

壁に穴を空けなければならないため、特に新築祝いとしては不向きです。

靴下・スリッパ・マット

足で踏みつけて使用するものは目上の方への贈り物としては避けた方が良いでしょう。相手によっては失礼と思われることがあります。

おわりに

いかがでしたでしょうか。面倒な決まりが多いと感じられるかもしれませんが、今後もお付き合いを続けていく相手に贈るものであれば注意したいところです。
今回ご紹介したことを参考に、ぜひ真心こもった贈り物をしましょう。

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