スキー初心者必読!一から始めるスキー
2015.01.24スキー毎年冬になると話題になるのはウィンタースポーツです。実は自分もやりたいのに!とひっそり思っていませんか?スキーやスノーボードに憧れを抱きつつ、タイミングを逃してゲレンデデビューができないという方が多いのです。今季は勇気を出して憧れのゲレンデデビューを飾ってみましょう。初心者だからと言って諦めないで下さい。ちょっと重たい腰を上げて友人たちを誘って下さい。まずはそこからです。
初心者同士はなるべく避ける
できれば経験者を連れて行きましょう。後述で説明しますが、ウィンタースポーツは持ち物がかなり重要になってきます。行き先が雪山ということだけは念頭に置いておいて下さい。また、経験者がいるとスキー場に着いてからの段取りに戸惑わずに済みます。一方、大抵の経験者の方は、初心者の面倒を見ることで精一杯になるため、自分の滑りを堪能できません。初心者の方は、親切に教えてくれる友人への感謝を忘れないようにしましょう。
スノボではなくスキーをやってみる
スノーボードが流行してからスノーボードが主流になっています。スノーボードのほうが格好良く見えるためやってみたい気持ちはわかるのですが、初心者ならスキーの方が始めやすいのです。なぜなら、滑れるようになるのに時間がかからないからです。
スノーボードは、重心の移動が難しく足腰の筋肉もかなり必要とします。スノーボーダーを見るとわかるのですが、かなり傾いて滑っています。普段運動不足の方が挑戦すると、次の日に動けないなんてことにもなりかねません。
一方スキーですが、スノーボードほどは傾きません。そして何よりも、ストックがある安心感があります。初心者の方は、あの雪の斜面のてっぺんに立つと恐怖を感じてしまいがちです。スノーボードだと両手がフリーな状態で怖さ倍増になるのですが、スキーはストックがありバランスが取れるので安心感があります。
まずはスキーを経験して、それからスノーボードデビューも悪くないと思います。
初めてのスキー場、手ぶらでGO!
さて、初めてのスキー場ですが、最初は誰もが緊張します。ほとんどのスキー場で、スキー板・ウェア・ブーツ・グローブなどの一式が全てレンタルできるようになっています。本当に初めての方にはありがたいプランです。荷物も少なく済んで一石二鳥なので利用してみましょう。
ただし、帽子(ニットキャップ)とゴーグルの貸し出しをしていないところが多いです。スキー場で購入できますが、帽子くらいは行く前に好みのものを購入してもよいでしょう。雪山は吹雪くことも多々あります。髪の毛が濡れたと思ったらすぐ凍ります。ニット帽とゴーグルは、自分で用意していきましょう。
寒いスキー場、何を準備すれば良い?
ウェアのレンタルがあるから服は何も準備しなくていいと安心しきってはいけません。スキー場は雪山ですから、かなり寒いです。いくらスポーツとはいえ、寒さ対策は万全にしておきます。
行く前に準備しておくべきものは、ウェアの下に着るインナーです。ウェアの下ですが、まず保温機能の高い長袖肌着を着ます。その上にタートルネックのインナー、その上にフリースが定番スタイルです。ウェアをレンタルする場合は、スキー場までは普段着を着て行くことになります。なるべく防寒対策のあるファッションで行きましょう。
靴下もスキーブーツを履く際に重要となってきます。つま先が厚くなっているタイプのハイソックスがいいでしょう。
ところで、真冬だからといって気を抜いてはいけないのが紫外線です。スキーのインストラクターの方には肌が黒い方が多いですが、あれは雪焼けです。雪は紫外線を反射させてしまい、雪がない状態の時よりも高い数値の紫外線を浴びてしまうのです。冬なので気を付けるのは顔だけで済みますが、目を保護するためにゴーグルもしましょう。唇も日焼けで悲惨なことになり兼ねないので、忘れずにリップケアもしましょう。
スキー場に着いたら・・・
【1】まずはスキー一式をレンタル
スキー場に着いたらスキーセットのレンタルをします。大体はスタッフの方が選んでくれるのですが、ここで何より気を付けなければいけないのがスキーブーツです。こればかりは本人しかわからないので自分で良し悪しを判断しましょう。選ぶポイントは足の入り易さとフィット感です。普段の靴でも一緒ですが、「緩すぎず・キツすぎず」が一番です。初めてスノーブーツを履くと驚かれると思いますが、なんといっても固いのです。膝の下あたりまで固いブーツで覆われるため、足首は曲がりません。フィット感を確かめるために数歩歩いてみたり、膝を曲げてみたりと色々試してから決めましょう。
【2】一式揃ったらリフト券を購入
全ての準備が整ったらリフト券を購入します。泊まりならば1日券がいいでしょう。ナイタースキーも素敵です。日帰りなら4時間券など、その時によって対処します。最近では、インターネット上で安く購入できたりします。そちらを活用してみるのも手です。
スキーを楽しむポイント
【1】スクールに入ってみる
経験者の友人から習うのもアリですが、トラブルを避けるためにもここはスクールを選ぶほうが無難です。思い切ってスクールへ入ってみるとわかるのですが、大人になってから“教わる”ということは楽しいものなのです。スクールはレベル別にクラスが別れていて、初心者は基礎から詳しく教えて貰えます。同じレベルの人たちがたくさんいるため、安心です。大体のスクールが、午前中からお昼休みを挟んで数時間やります。緊張と慣れないスキーでヘトヘトになってしまうかもしれません。
【2】転び方・止まり方をマスターする
スキーでまず学びたい重要なポイントは転び方です。スキーは固いブーツで固定されている上に細い板で滑っている状態です。前に倒れようとしても倒れることはできません。むしろ直滑降スタイルになって加速してしまいます。また、後ろに倒れても止まってはくれません。転ぶときのポイントは、横に倒れることです。横に倒れることができれば怖いものなしです。
止まり方ですが、次で説明するボーゲンで止まります。中級者レベルになってくると、横にスライドをして格好良く止まることができるのですが、初心者はしっかりと足をハの字にして止まりましょう。これも練習するのみです。
【3】基本のボーゲンを習得する
スキーはボーゲンができないと始まらない!というほど重要なスタイルです。滑り方を学ぶ上での基本となっています。スキー板がハの字になるように足の内側に力を入れます。太ももの内側にもキュっと力を入れましょう。スキー板も、ただ平らにハの形にするのではなく、板のエッジ部分(スキー板の外側&内側)を立てた状態にします。エッジを立てることでスピードの調整ができます。ステップアップしていくためには、まずボーゲンをマスターしましょう。
【4】スキー場でのランチも醍醐味
女性なら気になるランチですが、昔はカレーやラーメンがスキー場の定番メニューでした。それが今ではちょっと豪華なランチもあるようです。ファーストフード店やステーキ、ピザなど女性や家族連れが喜ぶメニューが豊富です。スキー場ランチも楽しみの1つになります。
おわりに
初心者でも楽しめるスキー情報を書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。楽しそう、行ってみたいと思ったら行動に移しましょう。雪山というだけでお尻が重たくなりがちですが、一歩を踏み出してスキー場へ行くと、今までの世界がガラっと変わるかもしれません。きっとウィンタースポーツの魅力に夢中になってしまうはずです。慣れてきたら、スキー場での年越しも素敵です。
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