DIY(日曜大工)で、本棚を作る時に抑えておくべきポイント
2014.06.16DIY , 本棚 , 生活初心者でも立派な家具が作れるポイント
近年DIYを行う人が増えています。DIYとはDo It Yourselfの略で、自分で生活空間に必要な家具やインテリアを作ることです。ちょっとしたデッドスペースに収納スペースを作ったり、壁に棚を作ったりとそれぞれに合わせた家具を作れるのが魅力です。
その反面、それなりの技術がないと上手く作れなかったり、すぐに壊れてしまったりすることがあります。技術を身につけるというと難しい感じもしますが、ポイントさえ押さえて作業を行えば、初心者でも立派な家具が作れます。今回は本棚を作るためのポイントをご紹介します。
道具を揃えるにはホームセンターを活用する
まずはDIYに必要な道具や材料を揃えなければなりません。木材を切るときに必須のノコギリ、長さを測るメジャーのほか、ドライバーとサイズのあうネジを用意しましょう。材料は主に木材を使用し、仕上げにはペンキややすりも必要です。
DIYに必要な道具は、ほとんどホームセンターで販売されています。ホームセンターではほかにもDIYを行うための様々なサービスが充実しています。
便利なのが木材やアクリル板のカットサービスで、20円から50円ほどで指定した大きさに木材を切ってくれます。すでにサイズが決まっているなら、ホームセンターでカットしてもらえば自宅での作業が簡略化できます。基本的には直線のカットのみですが、場所によっては曲線にカットしたり穴を開けたりしてくれるところもあります。
また道具やトラックの貸し出しを行ってくれるホームセンターもあります。あまり使わない工具を使いたいときや、大きな木材を持って帰るときに便利です。
大きなものを作るときには、自宅に木材などを運んでくれる配送サービスも役立ちます。こういったホームセンターでのサービスを上手に利用すると、自宅でのDIYも楽になります。
簡単に本棚を作るポイント
必要な道具を揃えたら、実際に作業に入ります。作業をするときには、屋外に使わなくなったテーブルなどを用意して作業台にします。
本棚は基本的に側板に棚と背板を取り付けて作っていきます。これらの板は自分で作ることもできますが、すのこを使えばもっと簡単に作れます。カットしてサイズを合わせる必要がなければ、ただ木工用ボンドでくっつけるだけでも作れて非常にお手軽です。
ただ多くの場合は自分サイズに合わせる必要があるので、ノコギリですのこをカットしてアレンジします。このときにポイントになるのが、まっすぐに切ることです。初心者はまっすぐに切ることがなかなか難しいのですが、道具を使えば可能です。
まっすぐに切るための道具も販売されていますが、不要な木片を切り目に添えて固定しておくだけでも効果があります。固定されている木片に添って切れば、ノコギリが曲がっていかないのでまっすぐに切れます。
また差し金を使って切り目が90度になるようにすることも重要なポイントです。きちんと直角になっていないと、棚が斜めになったり、ガタガタして安定しなかったりします。
ベニヤ板を使ってみよう
本棚の外枠が出来たら、そこに横板を取り付けます。横板に使うものはベニヤ板が向いています。ベニヤ板は2ミリくらいの薄いものから、3センチほどの熱いものまで多彩なのが特徴です。
これを左右の側板に渡すようにして棚を作ります。ベニヤ板は大きなサイズで販売されているものが多いので、あらかじめホームセンターでカットしてもらうと便利です。すのこ板を使った本棚では、シナベニヤを使うとすのこと同じ色合いになります。
ベニヤ板は薄いものを背板に貼っても使えます。薄いベニヤ板であればノコギリを使わなくても、カッターなどでカットすることも可能です。最後にペンキで着色をするなら、特に色や種類にこだわる必要もありません。
最後に
市販のものでも安くて良いものが見つかる時代ですが、やはり自分でイチから作ったという愛着はDIYでなければ得られません。
本棚なら難易度も低いので、初めて挑戦してみるにはお勧めですよ。
■参考URL
DIY – Wikipedia
DIYで棚をつくる!初心者が押さえておくポイントは?(後編)|松戸のまちづくりと物件情報
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