卒業旅行で行っておきたい旅行先4選
2015.03.01旅行 , 趣味卒業を間近に控え、開放的な気持ちで仲間たちと行く卒業旅行は、生涯の大切な思い出となります。社会人になると、ハイシーズンにしか旅行に行けなくなる人も多くなります。その時になって、時間的にも精神的にもゆとりのあった学生のうちに、もっと旅をしておけば良かったと振り返る大人も多いものです。
卒業旅行は、今の恵まれた時間を旅行に生かせる良い機会です。この機会に積極的に旅行を楽しんではいかがでしょうか。旅の計画を含め、日常とは異なる経験を通して、ひとまわり成長できるはずです。
卒業によって、これまで一緒に過ごしてきた友達との別れもあるでしょう。離れても友達と共有できる思い出を残すため、卒業旅行の旅先は慎重に選びたいところです。ここでは、国内外から選んだ卒業旅行にオススメの旅先をご紹介します。
【国内卒業旅行オススメ1】沖縄
沖縄旅行は、国内でありながら南国リゾート気分が味わえ、いつもと違う冬を満喫することができます。沖縄と言えば夏のイメージが強いですが、沖縄の海は冬もオフシーズンではありません。
例えば、人気の高いホエールウォッチングは、1月から3月がベストシーズンです。沖縄で見られるザトウクジラは、夏を北の海で過ごし、冬になると温かい沖縄近海に訪れて出産や育児をします。体長15メートルもある大きなザトウクジラが、ジャンプや潮吹きなどのパフォーマンスを見せてくれます。
また、ドライスーツを着て沖縄の海の美しさを堪能するスキューバダイビングも、冬のメリットがあります。夏に比べて潜る人が少ない分、海の世界をゆったりと堪能することができます。しかも、海水温が低く水中のプランクトンが減少するため、海水の透明度が高く遠方までキレイに見渡せます。
冬の沖縄の過ごしやすい気候は、首里城や美ら海水族館などの定番スポットを回るにも心地よいです。冬の魅力も多い沖縄ですが、一般的には夏がオンシーズンと考えられているため、時期を外した冬はツアー料金がリーズナブルになります。おかげでハイクラスのホテルにも手が届くため、極上のリゾートステイを楽しむこともできます。
【国内卒業旅行オススメ2】北海道
沖縄のように冬の寒さを回避するという観点ではなく、逆に冬という季節を思う存分楽しむのが北海道旅行です。例えば、オホーツク海の流氷はいかがでしょうか。他では味わうことのできない北海道の冬を全身で感じることができます。
知床斜里から網走間を走る冬の特別列車「流氷ノロッコ号」は、雄大で美しい景色と極寒の厳しさを経験させてくれます。オホーツク海に接岸する流氷や雪に覆われた知床連山の大パノラマを目の当たりにするひと時は、学生時代の大切な友達とぜひ共有してほしい素晴らしい時間です。
流氷をさらに間近で堪能するには、流氷船がおすすめです。流氷を押し分けながら進む船で、広大な流氷原を感じることができます。時には、船の上からアザラシなどの野生動物が観察できるチャンスに恵まれることもあります。また、インストラクターの指導の下、ドライスーツを着て流氷の上に乗ったり、流氷の浮かぶ海に体を浮かばせたりといった体験プログラムを提供している会社もあります。
観光ばかりではなく、アクティブにウィンタースポーツを楽しむ卒業旅行も良いでしょう。北海道のゲレンデコンディションはかなりレベルが高く、スノーボードやスキーをするには最高の雪質です。本州の雪しか知らない人にとって、その滑りやすさは衝撃的なようで、あまりにも気持ち良く滑れるため、急に上手くなったと感じる人が続出するほどです。
標高の高いゲレンデで気温が低ければ、パウダースノーよりもさらにサラサラのアスピリンスノーが経験できます。北海道の極上の雪質で、仲間たちと思いっきり滑ってみてはいかがでしょうか。
【海外卒業旅行オススメ1】ビーチリゾート
グアムやハワイなどのビーチリゾートは、リーズナブルな料金で海外を楽しめます。日本語が通じるエリアも多く、海外慣れしていない学生グループの卒業旅行にはおススメです。
グアムは、日本から約3時間半のフライト、時差もわずか1時間という好都合なリゾートです。フライト疲れや時差ボケの心配がないため、到着直後から現地を楽しむことができます。海外旅行としてはツアー料金も安く手軽に行けるグアムですが、年間を通して気候の変化が少ないため、冬に訪れても常夏の楽園を満喫することができます。
ほとんどのお店で日本語が通じたり、日本の運転免許証でレンタカーが借りられたりと、日本人に優しい島です。治安も良いため、海外旅行ビギナーでも安心して楽しめます。
4時間程度のドライブで島を一周できてしまうほど小さなグアムは、ショートステイに向いています。これに対し、ハワイは8つの島からなり、定番の観光スポットを巡るだけでも軽く一週間は楽しめます。
ハワイの観光スポットと言えば、ハワイのシンボルとも言われるダイヤモンドヘッドが代表例です。軽いハイキングトレイルを楽しみ、近隣のグルメスポットを巡る観光も良いでしょう。山頂では360°が一望でき、ワイキキの街並みや海の美しいグラデーションに魅せられます。
また、アラモアナセンターはオープンエアのショッピングセンターとして、世界的にも最大級の規模を誇ります。ハワイの風が吹き抜ける空間で、日本未進出のブランドやメイド・イン・ハワイのショップ等、1つのアトラクションとしてショッピングを楽しめます。
この他にも、断崖絶壁に囲まれた雄大な姿を見せるワイピオ渓谷や、大自然の中で乗馬等を楽しめるクアロア牧場など、ハワイには訪れたくなる観光スポットが豊富に点在しています。
【海外卒業旅行オススメ2】ヨーロッパ
せっかく卒業旅行に行くのだから、時間とお金をかけてでも最高の思い出にしたいという方には、思い切って憧れのヨーロッパ旅行をオススメします。
人気の高いパリやローマなどの有名な観光スポットは、卒業旅行シーズンの冬であれば比較的観光客が少なく、落ち着いてその雰囲気に浸ることができます。確かにヨーロッパの日照時間は少なく寒いのは事実ですが、冷えた空気によって街並みがクリアに感じられます。長い夜には、街のあちこちにイルミネーションが見られ、冬独特の幻想的な魅力があります。
ヨーロッパは確かに贅沢な旅ですが、学生のうちにヨーロッパに足を運ぶメリットもあります。まずは時間的な問題です。片道のフライトに10時間以上を費やし、さらに人気都市を周遊するためには、少なくとも10日前後が必要です。これほどの時間を容易に確保できるのは学生ならではと言えます。時間が自由に使える学生の時期こそ、遠方への旅を楽しんでもらいたいものです。
また、旅費の面でも有利です。ヨーロッパを周遊する本格的な旅行となると、一般的にはツアー料金が高額となります。しかし、冬のツアー料金が割安であるのに加え、学割が利くツアーも提供されているため、圧倒的に旅費を抑えられる可能性があるのです。
その上、国際学生証の利用で、さらにお得にヨーロッパ旅行を楽しめる点も見逃せません。国際学生証の提示により、世界各国の交通、施設、食事など4万ヶ所で割引が受けられるという学生の特権を生かすことで、リーズナブルに周遊することも可能です。
おわりに
卒業旅行は、一生の思い出となる大切な経験です。旅先として魅力的な場所はたくさんありますが、卒業旅行シーズンが冬であること、海外旅行ビギナーも多い学生であること等に着目し、オススメの旅行先をご提案しました。
冬の寒さを回避して温暖な地域を選ぶという観点から、沖縄や南の島への旅も良いでしょう。心地よい気候の下、現地の観光スポットを訪れることができます。一方、冬しか味わえない体験を求め、あえて寒い北海道やヨーロッパを満喫する旅も印象深いものとなります。
また、海外旅行に不慣れな学生グループで行く卒業旅行には、治安が良く日本人への対応に慣れたビーチリゾートが安心です。また、ゆっくりと周遊するヨーロッパへの贅沢な旅も、学生の特権を生かすことで実現しやすくなります。
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