ホームページの作成・リニューアルで目的を達成させるためのポイント
2014.07.12インターネット , ホームページ , ホームページ作成WEBサイト、ただ作るだけで満足していませんか?
WEBサイトの制作は、目的を持って行うことが成功の鍵です。自社の商品やサービスの認知度を上げたい、お客様を増やしたい、サイト運営で収入を得たいなどなど、WEBサイトを制作する目的は実にさまざま。サイト制作のフローをイメージした時、最初に行うべきことは、「目的を明確に把握すること」です。
また、目的に最も合ったWEBサイトのタイプを知ることも重要です。目的を達成させるためにどのようなWEBサイトを制作したらいいのか分からない、そんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。目的に合わせた最適なWEBサイトのタイプを知り、それを外注先に伝えることができれば、定めた目的をより効率的に達成しやすくなります。
ここでは目的達成のために押さえておきたい、サイト制作の手順において重要となるポイントをご紹介していきましょう。
WEBサイトを制作する
「目的」と「タイプ(種類)」の関係
インターネットの世界には、実にさまざまなWEBサイトが溢れています。実はそれらのWEBサイトはいくつかのタイプに分けることができます。例えば、自社商品やサービスを販売するための「ECサイト」、広告や販売促進・商品のPRといった役割を担っている「プロモーションサイト」などが、WEBサイトの「タイプ(種類)」と呼ばれるものです。
WEBサイトのタイプには上記の例のほかにも、非常に豊富な種類があります。これらのタイプはすべて、WEBサイトを制作しようと考える人たちの目的を達成するために存在しているものであるといえます。
上記の例で考えてみましょう。まずはECサイトです。WEBサイトを使用して商品を販売したい、そして売上を伸ばしたいと考えた人がいたからこそ生まれたタイプが、ECサイトです。同じようにプロモーションサイトは、もっと自社商品(サービス)の認知度を上げてお客様の関心を集めたい、という目的を持った人がいたからこそ生まれたタイプだと言って良いでしょう。
つまり、WEBサイトを制作することでどんなことを叶えたいかという「目的」があって、それを達成するために「WEBサイトタイプ」が誕生しているのです。新しいタイプの誕生は、今現在も進行し続けているものであり、多様化する目的に合わせて、これからもどんどん増えていくものと考えられます。
「目的」と「タイプ」、最適な組み合わせ例とは
WEBサイトを制作するための「目的」と、その目的を達成するために利用されることの多い「最適なWEBサイトのタイプ」の組み合わせには、どのようなものがあるのでしょうか。
自社で販売している商品やサービスの認知度を高めたい、資料・サンプル請求数やお問い合わせ数を増やしたい……そんな目的を掲げる場合には、「プロモーションサイト」が最適でしょう。扱う商品の紹介をWEBサイト上で効果的に行うことで、サイトを見ているお客様の関心を集めることができます。
また、会社の情報を伝えたい、将来を見据えた優秀な新入社員を獲得したいといった目的を達成したい場合には、企業の公式WEBサイトとなる「コーポレートサイト」を制作するのが最適であると言えます。顧客や取引先はもちろん、採用希望者や投資家といった人たちとの間にも、WEBサイトを通して円滑なコミュニケーション関係を築いていくことができます。
2つの例をご紹介しましたが、絶対にこの組み合わせでなければならないという訳ではないことを押さえておきましょう。目的を明確にしていく上で、いくつかのタイプを組み合わせたWEBサイトを制作するのが効果的な場合も多々あります。
「何のために」という目的を明確にした上で、いくつかのタイプを組み合わせた方がいいのか、シンプルに1つの機能のみを追求すべきなのかを判断しましょう。
自分たちの考えを、外注先にきちんと伝えることの重要性
WEB制作の手順のうち、最初に明確にすべきことは「目的」です。これが明確でないまま、もしくは中途半端なままでは、外注先にうまく希望を伝えることができません。それでは外注先からいくつかの提案をされても、どれもピンとこないという事態に陥ってしまいます。
一例を挙げてみましょう。例えば、「もっと利益を上げるために新しいWEBサイトを作りたい」と考えている場合についてです。一見、達成すべき目的は「利益を上げる」、それひとつだけに見えます。しかし、単純に売上の数字を伸ばしたい、顧客を増やしたいと考える場合と、自社の商品がいかに価値のあるものであるかを知ってもらった上で売上を伸ばしていきたいと考える場合では、希望するべき最適なWEBサイトタイプは変わってきます。
前者であれば、商品を販売することに特化したECサイトが最適となるでしょう。しかし後者の場合には、より商品の良さを伝えることができ、ブランドイメージの向上が期待できるプロモーションサイトが有効となるはずです。他のブランドとの差別化を図ることができる「ブランディングサイト」というタイプを組み合わせるのも、ひとつの効果的な方法となり得るかもしれません。
このように、真の希望が何なのかをしっかりと外注先に伝えることは、非常に重要なポイントとなります。打ち合わせの段階で、明確な目的をきちんと伝えることを心掛けましょう。またうまくまとまらない場合には、素直に悩みを打ち明け、担当者からアドバイスをもらいましょう。そこでしっくりくる回答が得られなかった場合は、外注先を考えなおした方が良いかもしれません。
最後に
WEBサイトを制作するにあたり、重要なポイントとなるのは「目的に合わせた最適なタイプ選び」と「外注先に目的をしっかりと伝える」、この2つです。このうちのどちらが欠けても、心から納得できるサイト制作は難しくなってしまいます。
打ち合わせ時に重要な目的を話し忘れてしまったり、打ち合わせの相手が分かってくれているものとして、伝えるべきことを省略してしまうことも有り得ます。相手はプロなのだから全部を伝えなくてもある程度汲み取ってくれるだろう、などと思わず、しっかりと自分たちの希望や目的、それを達成するためのプロセスなどを外注先に伝えられるようにしましょう。
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