社会人でも働きながら効率よく勉強する方法
2014.07.14学習 , 社会人 , 資格「仕事があるから」と資格試験を諦めてしまう人がいますが、非常にもったいないことです。
「働いていない人はいいね。」などと他人をうらやましがる必要などありません。社会人は社会人なりの勉強方法で試験に臨めばよいのです。社会人であってもきっと資格はとれます。
仕事を辞めずに資格をとるための方法をまとめました。
時間の使い方~仕事を辞めずに勉強時間を確保する~
社会人が資格試験の勉強をするときに、1番の心配事となるのは「勉強時間の確保」です。大学生や予備校にだけ通っている資格試験受験生のように1日の大半を勉強に費やすことはできません。うまく時間をやりくりして、勉強時間を確保しましょう。
まずは「早起き」から。朝、早く起きて勉強時間を確保します。早く起きてもついダラダラしてしまうという方は、早くに家を出てしまいましょう。会社の近くのカフェやファーストフード店で出勤時間まで勉強をして過ごします。早い時間の電車で通勤すれば、電車内で座ることもできて通勤時間も勉強時間として使えるようになるかもしれません。
仕事が終わったらできるだけ早く帰ります。自分に有益なお付き合いであれば呑みに行くことも大切ですが、そうでなければ呑みの誘いはお断りして勉強時間にあてましょう。なかなかそれができないという方も多いことでしょう。どうしても誘いを断りたくないのであれば深酒はしないこと。翌朝も絶対に自分が決めた時間に起きるという固い決意のもとお酒を呑みましょう。
お風呂の時間も勉強に使えます。お風呂では脳もリラックスして学習に集中することができます。水に濡れないよう気をつける必要がありますが、勉強道具を持ち込んで入浴時間を有効に活用しましょう。
テキストと問題集の使い方
社会人であれば、短い時間で効率良く勉強しなくてはなりません。必要な道具はテキストと問題集です。
学生であれば授業やテキストで理解を十分に深めてから、問題やテストに取り組むという流れですが、それでは時間がかかります。
社会人の勉強ではテキストよりも問題集に比重を置きましょう。テキストで大まかに知識をつかんだら、問題に取り掛かります。問題を解く中でできないところ、わからないところをピックアップして、そこだけを重点的にテキストで学びます。
テキストを熟読するよりも、問題集を繰り返すことに重点を置きましょう。そうすることで効率的に勉強ができるうえ、実際の試験の訓練にもなります。
ノートづくりなどやってはいけません。綺麗なノートを作ることが目的ではないからです。試験で点数が取れなくては意味がないのです。問題を解く力を鍛えることを重視しましょう。
テキストや問題集の選び方
最良の問題集は「過去問」です。資格試験であれば、その資格ごとの問題の癖があります。その癖になれ、その癖を押さえた勉強法をするためには過去問が最も効率的です。
何年か分の過去問を徹底的に勉強すれば、当日の試験で似たような問題が出ます。資格試験というのは出題範囲と傾向が決まっているので、何年かおきに同じような問題が出題されるものです。
過去問はいくつかの出版社から発売されているものですが、学習の時点では試験年ごとに過去問が並んでいるものではなく、単元ごとに過去問が並んでいるものを購入しましょう。そうすることで、知識をインプットしている段階から過去問を解くことができます。
単元ごとの過去問が何種類かある場合は、解説の部分を見て自分が気に入ったものを選びましょう。人によって「合う・合わない」はあるものです。その出版社からテキストが出ていて、問題集とテキストの単元の並び方が同じであれば完璧です。インプットと問題演習を並行してやりやすいので、テキストもその出版社のものを購入しましょう。
何冊ものテキストや問題集を購入する必要はありません。同じものを何度も何度も繰り返しつかいましょう。
全体の学習が終わり、試験が近づいてきたら、試験年ごとに問題が並んだ過去問を解いてみましょう。時間配分や自分が試験を解く順番などの目安にします。
最後に
社会人だからと資格試験を諦める必要はありません。長時間を学習に費やすことができないのであれば、集中して合理的な学習をすれば良いのです。
仕事をしておらず予備校にだけ通っている人も落ちる人は落ちます。仕事が忙しく時間がないように見えても、受かる人は受かります。
結局はその人の努力と信念なのです。諦めずにチャレンジしてみてください。
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