40代でも資格を習得できる勉強方法のポイント
2014.07.12勉強方法 , 学習 , 資格資格試験を目指そうと思うものの「もう40だし……。」としり込みしてしまう人も多いもの。
ついつい年齢と共に資格試験への壁を高く感じてしまいがちですが、「40代だから……。」などと諦める必要はありません。自分にあった勉強法で資格取得を目指しましょう。
ここでは、40代のための学習方法をまとめました。
40代での資格取得~心配なのは「記憶力」~
資格取得を目指そうと思った時に40歳以上の方が不安に思うのは「記憶力」でしょう。
「記憶力は年齢と共に衰える。」「40歳を過ぎたら記憶力が落ちる。」、一般的にはそう信じられているようですが、実はこれは真実とはいえません。年齢とともに「記憶力が衰える」というより、「記憶のための道筋が変わる」と捉えた方が良いでしょう。
若い頃は意味がわからなくても丸暗記ができました。しかし、年齢が上がるにつれて理解できないことをそのまま脳に留めおくことができなくなってきます。「丸暗記」ではなく「理解して覚える」ことにシフトしましょう。
また、若いころはテスト前の一夜漬けでなんとか乗り切れましたが、年齢が上がるにつれて覚えることに時間がかかるようになっていきます。「短時間で覚える」のではなく「時間をかけて覚える」ことにシフトしましょう。
記憶のための道筋が異なるだけであり、決して40代の記憶力に問題があるわけではありません。「もう記憶力が落ちているから」と諦めずに自分に合った勉強法を工夫しましょう。
40代での勉強方法~復習とアウトプット~
1回きりで覚えようとするのではなく、何度も何度も復習して記憶を定着させることが重要です。
人の記憶は寝ている時に定着すると言われています。寝る前に勉強をしたら、翌朝必ず復習をしましょう。
さらに記憶が失われ始める1週間後、そして1カ月後にも復習をします。1つの学習につき3度の復習で記憶を定着させましょう。
また40代とあっては、仕事や家事など別の本業をもちながら勉強している方が多いでしょう。ゆっくり勉強する時間をなかなか取りづらいからこそ、スキマ時間の有効活用が鍵になってきます。テキストを開く時間がなかったら、その日に復習したい箇所をスマホで写真として撮影しておき、電車の中やトイレに入った時など、ちょっとした時間に見返すようにしましょう。
ただ単に記憶をインプットさせようとするよりも、アウトプットすることで記憶が定着します。たとえばまとめを紙に書くというのもひとつのアウトプット方法です。さらには人に教えるというのも良い方法です。その記憶を何らかの形に活用してみるとより効果的です。記憶した情報をもとに作文をしてみる、記憶したものが何かの方法であれば実際にその方法でやってみるなど、活用することで記憶がより定着しやすくなります。
40代での勉強方法~勉強以外にも工夫を~
記憶力を高める方法は勉強だけではありません。脳に良い生活をするというのも、40代での勉強法では重要になります。
睡眠は記憶の定着に不可欠です。睡眠不足は集中力を低下させ学習の効率を下げます。良質な睡眠をとって記憶を脳に定着させることを心掛けましょう。
食事と記憶力にも関係があります。青魚にはオメガ3脂肪酸という栄養素が含まれており、脳の働きを高めてくれます。卵黄や大豆にはレシチンという、脳の神経細胞を構成する物質が含まれています。チョコレートやココアにはテオブロミンという大脳を刺激する物質が含まれています。脳に良い食生活を意識して、資格試験までの日を過ごしましょう。
勉強時間だけでなく、普段の生活の中から脳への影響、資格試験を意識して過ごしましょう。
最後に
「40代から資格試験なんて。」、と諦める必要はありません。
確かに若いころとは違うかもしれませんが、40代は40代なりの方法で勉強をすれば良いのです。
年齢なんて言い訳にせず、資格試験や語学習得にチャレンジしてみましょう。
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