あなたは大丈夫?若い女性にとても多い「買い物中毒・依存症」を克服する方法
2014.06.09生活 , 買い物 , 買い物依存症買うことを辞められないという人は買い物中毒の可能性
女性には買い物が趣味という人が多いです。彼氏や友人と街に出かけると、つい色んなものに目が行って衝動買いをしてしまうという人もいるでしょう。
それが本当に欲しくて購入したのであれば、何も問題はありません。問題は別に欲しくもないのに購入してしまう場合です。ちょっと目に留まっただけで買ってしまう、借金しているのに買うことを辞められないという人は買い物中毒の可能性があります。
どんな状態を買い物中毒っていうの?
「買い物中毒(買い物依存症)」とは、とにかく買い物をしないといられない症状のことです。特に女性は買い物でストレスを発散する人が多く、買い物中毒に陥りやすい傾向にあります。好きなものを買うのではなく買い物そのものが好きな人や、買い物でストレス発散をしているという人は要注意です。
買い物中毒の代表的な症状が、欲しいわけでもないのにブランド品などの高いものを次々と購入してしまうことです。高級品を扱っているお店は接客もレベルが高く、お客様を非常に大切にしてくれます。大切にされていると女性は満足感を得て、またそのお店で買い物をしてしまいます。
これが慢性化して、日常生活すら困難なレベルに達すると買い物中毒と呼ばれます。別に商品が欲しいわけではなく、大切にされているという満足感を得るために買い物を繰り返します。ただ何かを買いたいという欲求が抑えられなくなり、大きな借金をして自己破産をするケースもあります。
また大きな金額を使うことで気が大きくなり、ストレス発散になることも買い物中毒を引き起こす原因です。特に現代ではクレジットカードやネットショッピングなど、気軽に買い物ができるようになりました。これらは現金の受け渡しがなく、買い物をしているという感覚が希薄になりがちのため注意が必要です。
買い物中毒にならないために……「物欲を抑える」
買い物中毒と買い物好きの違いは、生活に支障をきたしているか否かといえます。ただ単純に買い物好きな人も、度が過ぎると買い物中毒になってしまいます。まずはまだ買い物好きのうちに、中毒にならないよう予防を施すことが大切です。
最も手っ取り早い方法は、買い物の欲求が出てくる情報を手に入れないことです。雑誌やテレビ、チラシなど、物欲をそそられるようなものはなるべく見ないようにしましょう。インターネットであれば閲覧制限をかけることで、強制的に情報をシャットアウトできます。
また買い物以外にリラックスできるものを見つけることも効果的です。自然が多い場所で体を動かしたり、食物や生き物を育ててみたりすると物欲を抑えられます。買い物中毒はお金で手に入る満足感が引き金になっているので、お金以外で満足感が得られるものを探すといいでしょう。
もっと長い目で見るならば、信頼できるパートナーを作ることです。自分を大切にしてくれる人が傍にいれば、店員さんに大切にされる必要がなくなります。またパートナーと一緒に買い物に行くことで、必要のない買い物を止めてもらえることでしょう。
それでも買い物中毒になったら……「病院に相談する」
買い物好きの間であれば予防は可能ですが、買い物中毒になってしまうとそこから自力で脱却するのは難しいです。もし買い物中毒に陥ってしまったら、病院に行って治療を受けるのがいいでしょう。買い物中毒は精神的な病気として認識されているので、心療内科や精神科で診察してくれます。
近年では依存症を専門的に治療している病院もあります。カウンセラーが相談に乗ってくれたり、同じ悩みを持つ人同士でミーティングを行ったりして依存症から抜けられるようにします。中毒になっている本人だけでなく、家族からの相談も受け付けています。
また病院によっては買い物中毒で働けなくなった人の再就職や復職を支援してくれます。現在の職場やハローワークとの連絡も行ってくれます。
参考URL
買い物依存症とは|買い物依存症治療の専門病院 大石クリニック
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