騒音対策!自分の部屋を完璧に防音にする方法

2014.07.03住まい , 生活 , 騒音
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部屋を防音にする方法

夜遅い時間に友達と電話で話してたら、隣の部屋の家族から苦情が……なんて経験、ありませんか?TVの音量、下の階に響きがちな足音など、自分の部屋を防音にする方法をレクチャーします。

 

防音対策の基本!家具の配置に気を配る

防音対策音漏れのトラブルで最も多いのは、壁越しに聞こえてしまうTVの音や話し声です。まずは、壁の防音対策から始めましょう。

TVやオーディオ機器が壁に近い場所にある場合は、音が壁に伝わり隣の部屋まで響いてしまいます。できるだけ壁から遠ざける配置に置くようにしましょう。お部屋の構造や家具の配置上、どうしても壁際に置かなければならない場合は、ホームセンターなどで売っている防音ボードや遮音パネルを買って取り付けます。ただしこれは、比較的コストのかかる方法です。一番小さい防音壁でも1万円以上かかるので、壁一面に防音壁を取り付けるとなると、かなりの費用がかさんでしまいます。

もしたくさんの本が並ぶ本棚や洋服が入ったタンスをお持ちであれば、隣り合う部屋がある側の壁際に配置すると良いです。背が高い家具を置くことで遮音効果が期待できますので、壁全面にボードやシートを貼るよりは経済的です。

 

注意したい「開閉のある部分」

防音カーペット壁の防音はもちろん、忘れてはいけないのが「開閉のある部分」です。窓や扉は空気や人の出入と共に音も出入りする場所なので、二重窓にしてさらに防音カーテンをプラスすれば、高い遮音効果が得られます。ドアも防音仕様のものに付け替えれば、完璧に音を外に漏らさずに室内で音を出すことができます。

これだけ防音対策をしていてもまだ音が漏れてる場合は、部屋を隅々までチェックしてみましょう。室内に換気扇はありませんか?見落としがちな換気扇は、空気の循環のためにひとたび電源を入れれば、そこから音も外へ漏れてしまいます。換気扇も防音タイプのものに付け替えて遮音しましょう。

 

賃貸物件に置ける防音対策

厚手のカーペット賃貸物件だと、大々的にリフォームするのは難しいもの。場合によっては退去時に原状復帰せねばならず、余計にお金がかかってしまうケースもあります。そんな時は、ホームセンターで手軽に買える防音対策グッズを活用しましょう。

玄関や室内のドアを閉める音が気になる場合は、専用の消音テープをドアの隙間に貼ると、ドアの衝撃を吸収してくれるので安心です。値段は安くても、しっかり役目を果たしてくれるでしょう。

賃貸物件でよくあるのは、水道の蛇口を閉める時に「ドンッ」と音が鳴る「ウォーターハンマー」という現象です。蛇口をひねると水圧で水が出てくるのに対して、水を止めるために蛇口を閉めた事により圧力の行き場がなくなって水道管にぶつかるため、衝撃音が聞こえるのです。この「ウォーターハンマー」が騒音トラブルに繋がるケースも少なくありません。ホームセンターにはウォーターハンマーを吸収する防止器も売っていますので、取り付けておくとトラブルが回避できます。

2階部分で生活している人は、下の階に足音や物を落とした時の音が響いていないか、気になることもあるでしょう。床も壁と同様に、ひとつ厚みのあるものがあれば遮音できるのです。防音シートを敷いた上に厚手のカーペットを敷けば、普通に歩いている足音ぐらいは下の階に聞こえなくなりますので、試してみてはいかがでしょうか?

 

最後に

基本となる防音対策は、とにかく壁や床を通じて周囲にダイレクトに音が伝わってしまわないために、ひとつ障害となるものを配置するのが大事です。

ただし、賃貸のお部屋の場合は自己判断でリフォームすることはできません。事前に大家さんに相談しましょう。

タグ : 騒音対策
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