クリスマスを楽もう!自分で作れる4種類のクリスマスケーキ
2014.12.22お菓子類彼氏や友達とホームパーティでクリスマスを過ごす時、手作りケーキは場の雰囲気をいっそう盛り上げてくれます。お店で売っているケーキの様にキレイに仕上げるのは難しいですが、クリスマスパーティでメインのケーキがうまく仕上がったら、きっと素敵なクリスマスの思い出になる事でしょう。
ここでは、お家で簡単に作れる本格的なクリスマスケーキをご紹介します。クリスマスにピッタリな華やかで本格的なものばかりです。是非チャレンジしてみて下さい。
クリスマスの定番!生クリームで本格デコレーションケーキ
クリスマスケーキといえば、生クリームに苺のデコレーションが定番ですよね。生クリームをたっぷり使って作る本格デコレーションケーキのレシピをご紹介します。
まずは、スポンジにスプーンやナイフで生クリームを塗りつけていき、最後に上からノンウェット・パウダーシュガーを振りかけます。パウダーシュガーを振りかけることで、スプーンで適当に塗ったクリームの上に雪が降りかかります。凹凸がまるで雪山のように見え、上に苺やブルーベリーなどのフルーツを飾ると一気にプロのような仕上がりになります。
このデコレーションのコツは生クリームを完全に泡立てきらないことです。通常の生クリームはピンとツノが立つまで泡立てますが、今回のデコレーションではカニ玉の餡掛けくらいの柔らかさの方がキレイに仕上がります。泡立て過ぎるとどんどん固まってきてしまうため、もったりしてきたらストップするようにしましょう。
また、何度も塗り直しをしていると生クリームがボソボソしてきてしまうため、ある程度でやめてノンウェット・パウダーシュガーで仕上げます。デコレーションが仕上がったら、必ず冷蔵庫で一晩から一日冷やしておきます。生クリームが柔らかいため、冷やしている時は移動させないようにします。しっかり冷やすと、スポンジが生クリームと苺の香りを吸ってしっとりと美味しいケーキに仕上がります。
このデコレーション方法をマスターしておけば、市販のスポンジやロールケーキでも豪華なケーキに仕上げることができます。
ホットケーキをクリスマスツリー風にデコレーション
スポンジケーキを焼くのが苦手な人は、失敗が少ないホットケーキをクリスマス風にアレンジします。市販のホットケーキミックスを使っても、星のシリコン型で焼いて重ねるとクリスマスツリーの様になります。ここでのポイントは積み重ねるケーキであるため、いつもより薄めに焼くことです。
タワーの接着には生クリームを使います。しっかり接着する様に、ピンとツノが立つまでしっかり泡立てましょう。生クリームはたっぷり塗るとはみ出した部分は雪の様に見え、あいだに苺などのフルーツを挟むとツリーの飾りの様で素敵です。
また、本格的にツリーに見えるようにホットケーキミックスや生クリームに抹茶パウダーを混ぜたり、アラザンやパウダーシュガーを飾ったりしてアレンジするのもおすすめです。
シリコン型が無いなら星の形の型抜きでプチツリーをたくさん作ったり、星の大きさを変えて積み上げてピックでさしたりすると簡単なパーティデザートになります。高く積み重ねる場合、全て重ねてからピックを刺すと崩れてしまうため、あらかじめ2枚ほど刺しておくことがコツです。クリスマスらしいピックがなくても、上にリボンを結んでおけばツリーの雰囲気が出るためオススメです。
ここで注意する点は、ホットケーキは必ず全て冷ましてからデコレーションをすることです。温かいうちに始めてしまうと、接着に使う生クリームが溶けたり、フルーツが傷んだりしてしまいます。また、温かいホットケーキを重ねることで蒸気がこもって中心部分がベチャベチャになってしまう事もあります。
スポンジケーキよりも気軽に作れるため、彼氏や子供と一緒にデコレーションをしても楽しさがアップします。
ブッシュドノエルをビスケットで簡単に
クリスマスケーキで忘れてはならないのが、伝統的なブッシュドノエルです。木の切り株をイメージしたケーキですが、この手間のかかるブッシュドノエルもビスケットで簡単に作ることができます。
用意する材料はビスケット18枚とチョコ生クリームとシロップだけです。ビスケットをシロップにさっと浸し、クリームをつけて横向きに重ねていきます。15枚程度重ねたら、外側をクリームで覆って残りの3枚で上の切り株部分を作っていきます。
全てクリームで覆ったら、仕上げにフォークで筋をつけたりココアパウダーを振りかけたりします。苺などのフルーツを飾ると更に豪華な仕上がりになります。クリームとシロップを作る手間はありますが、後の工程は重ねて塗っていくだけであるため失敗なく作る事ができます。
生クリームは市販のチョコ入りホイップクリームを使うと手間が省けます。クリームを手作りする場合は、チョコレートクリームに生クリームに混ぜて泡立てます。チョコレートクリームは板チョコを粗く刻んで大さじ2の生クリームを加え、500wのレンジで1分加熱します。多少チョコの塊が残っていても余熱で溶けてくれるため、かき混ぜてクリーム状にします。生クリームを泡立て、もったりとしてきたタイミングでチョコクリームを加えて泡立てるとうまく仕上げることができます。
また、シロップを手作りする場合は砂糖とお湯、インスタントコーヒーを混ぜて作ります。ブランデーやラム酒を最後に加えると、より大人の味わいになります。これをビスケットに染み込ませてクリームで覆い、半日休ませると柔らかくしっとりとしたティラミスの様なケーキを楽しむことができます。
シフォンケーキもクリスマス風にアレンジ
初心者でも作りやすいシフォンケーキも、デコレーション次第で立派なクリスマスケーキになります。市販のシフォンケーキを使う場合は、そのままお皿にのせて中央の穴に生クリームをたっぷり詰め込みます。そして、上から全体的にチョコレートソースやキャラメルソースをかけ、パウダーシュガーやアラザンを散らすと一気にクリスマスらしい豪華な雰囲気になるのです。
抹茶やホウレン草を入れたグリーンのシフォンケーキであれば、ツリーをイメージしてカットして積み上げ、上から生クリームをたらすとよいでしょう。飾り付けにフルーツやアラザンを散らすと、まるでモミの木に雪が積もったような素敵なケーキになります。
シフォンケーキを手作りする時のポイントは、なるべく生地の中に空気をたくさん入れるように作ることです。生地に空気が入るとフワフワに膨らんでとても美味しいシフォンケーキになるのです。コツは小麦粉を新聞などの上に大きく広げてふるうことです。なるべく重ならないように広げることで、粉を加える時に空気が入り、混ぜてもダマになりにくくなります。
また、メレンゲはボウルを裏返しても落ちてこないくらい泡立て、焼きあがったら瓶などに入れて冷めるまで置いておきます。チョコレートや抹茶シフォンにする場合は、小麦粉にココアや抹茶パウダーを混ぜあわせてふるっておきます。
ホウレン草を入れる場合は茹でたホウレン草を牛乳と一緒にミキサーにかけ、泡立てた卵黄に混ぜます。牛乳を豆乳に変えると、更に栄養たっぷりでヘルシーなケーキにすることができます。
おわりに
ケーキ作りに慣れない人でも、アレンジ次第で自宅で素敵なクリスマスケーキを作ることができます。ここで紹介したアイデアを参考に、自分だけのオリジナルケーキを作ってクリスマスパーティを盛り上げましょう。
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