【喫煙者必見】禁煙を成功させるためにおさえておくべき3つの方法
2014.06.04タバコ , 健康 , 禁煙「タバコをやめたい!」
「タバコをやめたい!」喫煙者であれば、誰しもが一度は心のなかで唱えたことのあるフレーズでしょう。近頃では禁煙外来というものも登場しており、国をあげて禁煙を後押ししているように思えます。それでもやはり、禁煙は一筋縄ではいかないものです。禁煙を成功させるには、どうしたらよいのでしょうか。
今回は、禁煙を成功させるためにおさえておくべき3つの方法を紹介します。
禁煙成功までの道のりを事前にチェックしておこう
禁煙を成功させるために、禁煙成功までの道のりをまずは把握しましょう。
禁煙は、3ヶ月間タバコを吸わずにいることで成功したといえます。まずは3ヶ月を目標に禁煙をスタートさせてみます。禁煙までの道のりは、3つの段階に分けることができます。
第一段階
まずは第一段階、禁煙開始直後です。禁煙開始後の数日間はニコチン離脱症状というものにさいなまれ、めまいや頭痛、倦怠感などといった症状があらわれます。禁煙後2、3日目がニコチン離脱症状のピークとされており、ここで多くの人が挫折してしまいます。
第二段階
続いて第二段階、禁煙開始から1週間後です。この頃には体内からニコチンが完全に消え去り、ニコチン離脱症状はあらわれなくなります。とはいえ、禁煙を開始してからまだ1週間しか経っていないこともあり、タバコへの精神的な依存は色濃く残っています。テレビなどで喫煙シーンが流れたり、目の前でタバコを吸われたりすると、吸いたい衝動に駆られます。そして、口元の寂しさを紛らわすため、アメやガムなどが手放せなくなります。
第三段階
この第二段階を3ヶ月ほど続けると、第三段階、晴れて禁煙成功となります。この頃には味覚が正常に戻り、食べ物がいつもよりおいしく感じられるようになります。しかし、ここでも油断は禁物です。禁煙を開始して3ヶ月が経ったとしても、体質はまだ非喫煙者になりきれていません。お酒の席などで、周りの喫煙者からの誘惑に負けてしまいそうになることもあるでしょう。この第三段階を2、3年続けることができれば、誘惑に負けることはほとんど無くなります。
禁煙することのメリットを知ろう
禁煙することによるメリットを把握することも重要です。様々なメリットを知り、禁煙に対するモチベーションを上げていきましょう。
1つ目のメリット
1つ目のメリットは、お金の節約です。仮に、420円のタバコを1日1箱分吸っているとしましょう。この生活を1月続けると、420(円)×30(日)=12,600(円)と、1万円超の出費となり、年間では、420(円)×365(日)=153,300(円)と、なんと15万円もの出費となります。タバコをやめることによって、出費を年間で約15万円も節約することができるのです。
2つ目のメリット
2つ目のメリットは、時間の節約です。タバコ1本を吸うのにかかる時間は、約7分といわれています。ここでも1日1箱、つまり20本のタバコを吸っていると仮定します。一日でタバコに費やす時間は、7(分)×20(本)=140(分)、つまり約2時間分です。一ヶ月で計算すると、140(分)×30(日)=4,200(分)、約3日分を費やしていることがわかります。年間では、140(分)×365(日)=51,100(分)、約1月分の時間をタバコに奪われているのです。禁煙すれば、これらの時間がすべて節約できます。
3つ目のメリット
3つ目のメリットは、喫煙ルームの有無でお店を選ばなくて済む点です。喫煙可能なカフェを探して街中を歩き回った――喫煙者であれば、誰しもがこのような経験をしていることでしょう。近年では、喫煙可能なお店がどんどん少なくなっています。タバコをやめれば、いつでも好きなお店に入れるようになります。
禁煙を成功させる2つのテクニック
自身の根性のみに頼って禁煙を成功させることも不可能ではありませんが、あまり現実的だとはいえません。自身の根性を信頼しつつ、禁煙に関するテクニックを身につけることによって、成功率は格段にアップします。ここでは、2つの禁煙テクニックを紹介します。
1つ目のテクニック
1つ目のテクニックは、「禁煙開始のタイミングを見計らう」です。思いつきで禁煙を開始しても、そう長くは続きません。禁煙開始には、適したタイミングがいくつか存在します。例えば、「欲しいものができた時」です。「◯◯を買う!」という明確な目標ができれば、自然とタバコ代を節約するようになります。その他のタイミングとしては、「頭を抱えてしまうようなトラブルが無い時」があります。不安やイライラがある時には、禁煙を成功させづらいもの。心身共に満たされているタイミングを見計らって、前向きな気持ちで禁煙をスタートさせましょう。
2つめのテクニック
2つ目のテクニックは、「禁煙していることを周りの人に言う」です。禁煙していることを周囲に知ってもらうことによって、その決意をより強固なものにすることができます。「今日で禁煙◯◯日目なんだぜ!」などといったように、知人に自慢してみてもよいでしょう。また、あえて「禁煙」という言葉を使わずに、「タバコはやめた」と断言するのも効果的です。
参考URL
最新たばこ情報|プログラム|禁煙:タバコの離脱症状に打ち勝ちましょう。
禁煙外来へようこそ。お医者さんと一緒に禁煙を始めませんか?|すぐ禁煙|ファイザー
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