眠れない夏の夜にさようなら「蚊を退治する方法」
2014.07.04生活 , 生活の知恵 , 蚊対策効果的に蚊を退治する方法
眠ろうとしているのに耳元でプーンという音がしたら……気になりますよね。一度蚊に刺されてしまったら、腫れたりかゆみを伴いますし、まだ蚊がいるのではないかという不安感から安眠もできません。
効果的に蚊を退治する方法はあるのでしょうか?いくつかの方法をご紹介しましょう。
殺虫成分を含んだ蚊の退治方法
昔から蚊を退治する方法として、蚊取り線香や蚊取りマットはよく使われていました。蚊取り線香は、除虫菊に含まれるピレトリンが含まれており、線香が燃えると殺虫成分が空気中に放出され、蚊を退治することができます。
昔は隙間だらけの家だったので、蚊取り線香の煙などが発生しても、換気が自然にできていました。しかし、現在は日本の住宅の気密性が高くなってきたことから、蚊取り線香などで発生する煙やにおいを気にする人は少なくありません。マット式は電気で温めることにより殺虫成分を熱で蒸散させる方式ですが、こちらも匂いが発生します。
上記以外には、液体の蚊取りグッズであるリキッド式、電池で動かすファン式やスプレー式が数多く売り出されています。リキッド式は、殺虫成分が溶けた液体を熱で蒸散させることで蚊を退治します。匂いはほとんど気になりませんが、アロマオイル入りの製品もあります。
マット式とリキッド式はコンセントにつないで使用する必要があります。そのため熱を持ち、小さな子供が触ってやけどなどしないよう特に注意が必要です。
ファン式は殺虫成分を風で飛ばして効果を発揮します。電池で稼働するので、コンセントが近くになくても使用できるという利点があります。匂いはほとんど気にならないことが多いです。
スプレー式は、スプレーすることで殺虫成分が空気中に漂い効果を発揮します。香料も含まれていることがあるので、スプレーしてすぐは匂いがありますが、すぐに拡散するので、匂いは消えてしまいます。
身体に優しい蚊の退治方法
これまで蚊を退治する方法として、殺虫成分を含むものをご紹介しました。殺虫成分が気になる人には、殺虫成分を含まない蚊の退治方法もあるのでご紹介します。
まずはデジタル蚊取り線香。これは蚊が嫌う音を発生させるフリーソフトで、パソコンのスピーカーから音を発することができます。
このほか蚊を吸い込んで取る蚊取り器もあります。殺虫成分やガスも発生せず、蚊を寄せ付けて吸い込んだら蚊は出てこられなくなります。
また目視で蚊が確認できる状態であれば、蚊取り電気ラケットの使用がお勧めです。手で追いかけて蚊を取ろうとしても、蚊の動きは思ったよりも早くなかなか退治することはできません。
蚊取り電気ラケットは、ラケットの部分の金網に高電圧を流し、そこに蚊が接触することにより蚊を感電させる仕組みになっています。電気ラケットを使用すれば、ラケットの面は広いですし、蚊に命中する確率は高くなります。また蚊に命中すれば、確実に退治することができます。
蚊を退治するためには蚊の侵入を予防することも大切
蚊はいつ室内に入り込み、刺されるか誰にも予測はできません。そのため蚊の侵入をあらかじめ防ぐことも重要です。
蚊の侵入を予防するグッズもたくさんあります。部屋の4角にスプレーする蚊取りミスト、またベランダやドアのところで使用するプレートタイプ、部屋に置くビーズタイプの予防グッズもあります。それらを併用して使用することで蚊を寄せ付けない環境を作ることが可能です。
予防策を行っても蚊は侵入する可能性があります。そんな時に備えて、布団のそばにレモンを置くとよいといわれます。これは蚊を撃退することはできませんが、かんきつ類に含まれるシトロネラの香りの効果で蚊を寄せ付けない環境を作ってくれます。
また、蚊は二酸化炭素に寄ってくるといわれます。そのためアルコールを摂取した日は特に注意が必要です。また暑い日に汗をかくと、その汗にも蚊が反応するので、就寝前には体を清潔にして蚊が近づくのを防ぎましょう。
最後に
蚊は一匹でもいると嫌なもの。特に夏場になると、蚊の問題に悩まされる人も多いでしょう。
しっかり対策を行い、蚊を退治して安眠できる環境を整えながら夏を乗り切りましょう。
参考URL
蚊を知る|蚊の駆除|害虫の予防・対策・退治ならアース害虫駆除なんでも事典
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