大根に白菜、ほうれん草!季節の野菜の保存方法【冬】

2015.12.12生活 , 生活の知恵 , 野菜の保存
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シャキッとした食感とみずみずしさを同時に楽しめる冬が旬の季節の野菜といえば、何を思い浮かべますか。寒さが際立つ季節だからこそ甘みや栄養が増す冬野菜は、冷え性や風邪の予防にもなるためたくさん食べることをおすすめします。
そこで今回は、代表的な冬野菜として人気が高い「大根」「白菜」「ほうれん草」の保存方法をご紹介します。

【大根の保存方法】葉と根は別々に保存する

storage-method-of-winter-vegetables01大根は、葉の部分から栄養や水分が失われるため、すぐに切り落として別々に保存します。
根の部分は、丁度良い大きさに切り分けた後、軽く湿らせた新聞紙やラップなどで全体を包み冷蔵庫の野菜室に保存してください。全体を包むことによって根の乾燥を防ぎ、程良い水分含有量を保つことができます。
切り口だけを新聞紙やラップで包む方法では不十分であるため、注意してください。包んでいない部分からゆっくりと乾燥していきます。
葉の部分も食べられるため、十分に茹でた後、水気がなくなるまで絞ってください。その後、包丁で細かく刻み、ジッパー付き食品保存袋やプラスチックの食品保存容器に入れて冷凍で保存してください。
冷凍で保存した大根を使用する際は、電子レンジで1分加熱するなど、先に半解凍しましょう。

【白菜の保存方法】全体を新聞紙で包む

白菜は、全体を乾いた新聞紙で包み冷蔵庫の野菜室に保存します。この際、根の部分を下に立てて保存してください。新聞紙全体が湿ってきた場合、新たに乾いた新聞紙と交換します。
カットされているものは、あまり日持ちしないため、全体をラップで包み冷蔵庫の野菜室に保存し、早めに食べ切りましょう。
少しずつ使用したい場合は、一番外側の葉から1枚ずつ剥がして使用してください。

また、白菜は収穫後も少しずつ成長する野菜です。少しでも長持ちさせるためには、芯の部分に縦に切り込みを入れて成長をストップさせる必要があります。さらに、切れ込みを入れた部分に湿らせた新聞紙を挟み、全体をラップで包んで冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。時間が経つごとに茶色く変色してきた部分は、定期的に取り除いてください。

【ほうれん草の保存方法】購入後すぐに茹でる

storage-method-of-winter-vegetables02乾燥しやすいほうれん草は、購入後すぐに熱湯で茹でて、冷水に浸してください。ポイントは、長時間茹でるのではなく、サッと素早く取り出すことです。程良い食感が損なわれずに済みます。
1度茹でると、あまり長持ちしないため、十分に水気がなくなるまで絞ってから全体をラップで包みます。その後、ジッパー付き食品保存袋やプラスチックの食品保存容器など、空気が入らない密閉容器に入れて冷凍で保存してください。冷凍保存する際、適度な大きさに切り分けることによって使用しやすくなり、とても便利です。
冬場であれば、茹でずに常温で保存することも可能ですが、乾燥しやすいのであまりおすすめしません。
葉全体が黄緑色に変色し、切り口が乾燥しているほうれん草は、鮮度や味が落ちている可能性が高いため注意してください。購入の際は、葉全体が濃い緑色でピンと張っているもの、切り口にしっかりと水分が含まれているものを選びましょう。

おわりに

野菜を上手に保存して、余すところなく使い切ることは、野菜の持つ栄養を無駄なく摂取できるだけでなく、節約や環境保全にもつながります。
また、冬野菜には、身体を温め血行を良くし、免疫力を大幅に向上させる成分が多く含まれています。冷え性や風邪の予防のために、たくさん食べて厳しい寒さを乗り越えましょう。
今回ご紹介した大根、白菜、ほうれん草の保存方法をぜひ実践して、冬野菜を美味しく味わってください。

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