女性のための保険の選び方
2014.07.29保険 , 女性 , 生活今、女性保険と呼ばれる商品の宣伝広告を見かける機会が増えています。「働く女性のための」などのフレーズで馴染みのある保険商品です。
最近は女性特有の病気の発症率が高く、若年化している傾向にあります。健康なうちはあまり保険について考える機会はないかもしれませんが、早めに加入した方が安心です。女性保険で迷っている人のために、選ぶポイントを3つ挙げていきましょう。
女性特有の病気を年代別に知ろう
女性保険を選ぶ前に、まずは女性特有の病気について知ることが大切です。かかりやすい病気の種類と病気になるリスクが分かれば、自分が加入すべき保険が見えてくるはずです。まずは年代別にかかりやすい疾患を紹介しますので、参考にしてみてください。
10代~30代前半の女性がなりやすい病気は、妊娠や出産に関連したものが多いようです。妊娠早期の出血や早産、帝王切開になり保険給付金を受け取る人が多いと言われています。子宮筋腫や卵巣嚢腫になり、手術を受けるという人も増えているのです。
30代後半になると、女性特有のガンにかかる人が増えてきます。乳ガンをはじめとして卵巣ガン、その他のガンになるリスクが高まるためです。40代~50代にかけてもガンになるリスクが高くなり、再発するケースも目立ちます。 高齢になるほど病気にかかりやすくなり、体力の衰えから回復するのに時間がかかってしまいます。既往症がある場合、生命保険に加入できないことがあります。入れたとしても条件が付いたり、保険料が高くなったりするなどのデメリットがあるのです。そのため、定期的に健康診断を受け、丈夫なうちに加入することをおすすめします。女性に多い疾患を知った上で、保険の必要性を改めて考えてみましょう。
未婚女性向きの保険の選び方
女性の場合、シングルか既婚者かで選ぶべき保険が異なると言われています。その違いについて解説していきましょう。
まずはシングルの人についてです。働く女性の場合、自分が病気になった場合のことをメインに考えることが大切です。万が一入院・手術などで働けなくなった場合を想定し、医療保障を手厚くしておく方がよいでしょう。
死亡保障は、最低限に抑えることで保険料を安くすることができます。万が一自分が死亡した場合のお葬式代やその他費用のため、300万円~500万円程度の死亡保険金がおりる保険商品を選ぶ人が多いようです。
両親が健在だという場合には、残したいお金をプラスアルファして計算します。ローンなどを残したままにしてしまうと、親に負担をかけることになります。迷惑をかけない金額を設定して加入するように気を付けましょう。
貯蓄性の高い保険を選ぶという方法もあります。女性がかかりやすい病気になった場合、手厚い保障がある保険はたくさんあります。それに加えて、解約返戻金が多いものやお祝い金・満期のある保険を選べば、生活費の足しにすることもできます。
既婚女性向きの保険の選び方
結婚している女性の場合は、家族構成を念頭に置いた上で保険選びをする必要があります。夫婦二人だけの家庭と子どもがいる家庭では、残したい保険金額が異なるからです。
夫婦だけの場合は、万が一自分が先に死亡した際、夫にいくら残すべきかを考えなくてはいけません。生計を主に立てているのが自分の場合は、なるべく多くの死亡保障を付けておいた方がよいでしょう。住宅ローンや自動車ローンなど返済すべきものが多い場合は、保障額も高くしなくてはなりません。
逆に夫が中心となっているなら、最低限の保障だけで十分と判断できます。葬儀費用や墓石費用など、相場価格を調べて死亡保険金を決めましょう。
子どもがいる場合は、年齢に応じて保険選びをすることが大切です。乳幼児であれば、今後の教育費を計算して死亡保障を多めに付加した方が安心できます。生活保障の付いた保険なども検討すべきです。
子どもがある程度大人になっているなら、残す金額は少なくても問題ないでしょう。自分の医療保障を中心とした保険を選んだ方が、家族の負担が少なく済みます。
最後に
女性保険を選ぶ際は、自分の年齢や健康状態、家族構成を考慮することが大切です。ライフスタイルを再確認するよい機会にもなるため、しっかり考えて保険を選びましょう。
また、生命保険は定期的な見直しも必要です。ライフステージに合わせて、最適なプランを選び直すことをおすすめします。
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