意外とカンタン!着崩れしづらい浴衣の着付け方

2014.09.03浴衣 , 生活 , 着方
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「浴衣を一人で着るのは難しい」と思っている方は多いと思います。着付けを手伝ってくれる人がいないなどの理由から、せっかく購入した浴衣をクローゼットの中に押し込んだままにしている方、浴衣を買うこと自体渋っている方もいるかもしれません。しかし、少し練習を重ねれば浴衣は一人でも簡単に着ることができます

少し涼しくなってきた秋口の花火大会やお祭りこそ、浴衣を着る絶好の機会です。着付け方を覚えて浴衣をキレイに着こなしましょう。

着付けに必要なものを揃えよう

道具を用意しようまずは、浴衣を着るのに必要なものを揃えましょう。浴衣や帯、下駄やバッグ以外にも、着付けには様々なものが必要です。
ここでは、着付けに必要な小物着崩れを防ぐ便利アイテムに分けてご紹介します。

着付けに必要な小物

【1】浴衣スリップ(浴衣用の肌着)
【2】腰ひも(1~3本)
【3】下駄
【4】バッグ

着崩れを防ぐ便利アイテム

【1】和装ブラ
通常のブラとは異なり身体のラインを消すために用います。胸元がなだらかな方が襟元の着崩れを起こしにくいため、できるだけ着用するようにしてください。A~Bカップの方はスポーツブラやノンワイヤーブラ、カップ付きキャミソールでも代用可能です。C以上の方でも代用はできますが、和装ブラを着用するのがおすすめです。

【2】コーリンベルト
コーリンベルトは、両端にクリップのついた伸縮性のあるベルトです。襟を固定して着崩れを防ぐ役割があります。腰ひもで代用することもできますが、慣れない内はコーリンベルトを利用した方が良いでしょう。

【3】伊達締め
伊達締めには腰ひもがゆるまないようにする役割があり、それが着崩れ防止につながっていると言われています。腰ひもで代用することもできますが、できる限り用意しましょう。マジックテープ仕様で簡単に巻ける伊達締めがおすすめです。

【4】タオル
腰回りに巻いてくびれをなくし、帯が着崩れしないようにする役割があります。人によっては必要ありませんが、汗を吸う役割もあります。念のため準備しておいてください。

【5】帯板
帯を締める際にお腹側に差し込んで使用します。帯にしわが寄りにくくなるため、キレイな状態をキープできるでしょう。専用のものも販売されていますが、薄いダンボールを切ったものでも代用できます。

着付け方を身につけよう

浴衣を着付けよう必要なものが揃ったら、全身が映る鏡を見ながら着付けしましょう。
ヘアメイクは着付けの前に済ませておいてください。浴衣を着てから自分でヘアメイクをすると、着崩れの原因になってしまいます。
また、慣れない内は着付けに1時間はかかると見ておいた方が良いでしょう。慣れていないのに慌てて着付けしてしまうと、すぐに着崩れてしまいます。時間にゆとりを持って着付けをしましょう。

また、帯や伊達締めなど着付けに必要な物は、イスの背もたれなど手の届きやすい所にかけておくのがおすすめです。これにより、着付け途中にしゃがんで失敗してしまうのを防ぐことができます。
それでは、前項でご紹介した「着崩れを防ぐ便利アイテム」を使った着付け方をご紹介します。

【1】下着を着る・体型を補正する

まずは和装ブラやスポーツブラなどの下着を身につけ、その上に浴衣スリップを着用します。
なお、和服の場合くびれがあると、帯を結んだ際によれて不格好になってしまいます。また、帯が解けやすくなる原因にもなります。くびれがある人は、用意しておいたタオルを浴衣スリップの上から腰回りに巻きつけてくびれをなくしましょう。タオルが足りない場合は2枚巻きつけてください。そして巻きつけたタオルを固定するために、腰ひもできつすぎない程度に締めて固定します。

【2】浴衣を羽織り、裾の高さを揃える

浴衣を羽織ります。この時、浴衣の中心の縫い目が背中の中心と合わさるように注意しましょう。
次に浴衣の襟の先を揃えて持ち、裾の高さを揃えます。くるぶしの高さに裾がくるよう、浴衣を持ち上げてください。浴衣のたるみはいったん持ち上げてしまいましょう。この時ついつい下が気になって顔を足元に向けがちですが、そうすると浴衣が崩れてうまく着ることができません。下を向かず、全身鏡を見ながら調整するのがうまく着付けるポイントです。

【3】下前・上前を合わせる

裾の長さが変わらないよう、浴衣の右側を左の腰に巻きつけます。この時、巻きつけた右側の裾を床から10cm程度浮かせておくと仕上がりがキレイに見えます。巻きつけた部分が落ちてこないよう気をつけながら、今度は浴衣の左側を右の腰に巻きつけます。左側の裾は床から5cm程度浮かせるようにすると良いでしょう

【4】腰ひもを締める

裾の位置を固定したままたるんだ余分な生地を胸元に上げ、腰骨の上辺りで腰ひもを締めます。この腰ひもがゆるくなっていると着崩れの原因になってしまうため、きつめに締めておきましょう。この時、浴衣の中心の縫い目と背中の中心がずれないように気をつけてください。

【5】おはしょりを整える

腰ひもを結んだら、上半身に残っている余分な生地を腰ひもにかぶせて整えましょう。この余分な生地のことを「おはしょり」と言います。前も後ろもしわがなくなるようにしっかりと伸ばしておくとキレイに着付けられます
この時に前の襟と背中の縫い目の辺りを持ち、衣紋(襟のうなじの辺り)の開き具合を決めましょう。目安は指3本分程度です。

【6】コーリンベルトをつける

襟を喉のくぼみの辺りに合わせます。この時、胸元が開きすぎると下品に見えるだけでなく、着崩れしやすくなってしまいます。襟を合わせる位置を調整して、胸元が開き過ぎないよう十分注意しましょう
襟を合わせたら、その襟を固定するために、左の身八つ口(脇の下の開いている部分)から手を入れ、コーリンベルトで右の襟を挟みます。そしてそのまま身八つ口からベルトを出し、背中からお腹の方へと回しましょう。そして左の襟を挟み、ベルトをつけたことで乱れてしまった部分があれば整えてください。特に背中側のおはしょりはしわが寄ってしまっている場合があるため気を付けると良いでしょう。

【7】伊達締めをつける

コーリンベルトが隠れるよう、アンダーバストの下辺りで伊達締めを巻きます。これで基本の着付けは完了です。後は結びたい帯の形を決めて結びましょう。

帯は兵児帯か作り帯がおすすめ

作り帯か兵児帯がおすすめ着崩れしない帯結びをマスターするためには少々時間が必要です。慣れない内は誰でも簡単に結べる兵児帯(生地が薄く柔らかい帯)作り帯(あらかじめ結んだ形になっている帯)を利用すると良いでしょう。
兵児帯の結び方は、リボン結びの要領で問題ありません。もし帯前面のしわが気になるようであれば帯板を入れましょう。帯板を入れるとしわが少なくなります。
作り帯は平帯と結び帯の二部式になっているものが多く、平帯を巻いたあと背中側に結び帯を差し込んで固定するだけなので簡単です。

おわりに

最初はわからないことが多く時間もかかると思いますが、慣れてしまえば簡単に着付けられます。
浴衣は動き回れば少しずつ着崩れしてしまうものではありますが、今回ご紹介したアイテムを使用し、着付け方に気をつければ、着崩れも少なくて済むはずです。秋の花火大会やお祭りに向けて、ぜひ一度練習してみてはいかがでしょうか。

タグ : 着崩れしづらい浴衣の着付け方
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