こんなに違う!フローリングと畳の掃除方法のポイント
2014.08.09床 , 掃除 , 生活部屋の中で苦労することの多い床掃除。材質によって清掃方法が異なるため、掃除グッズも色々用意しなければなりません。特にフローリングと畳の両方がある家は、正しい掃除方法を知らないと、床を傷める原因になってしまいます。
フローリングと畳では、掃除の方法や必要な道具が異なります。どんな点に気をつければいいのか、掃除する際のポイントを紹介していきましょう。
フローリング掃除の手順とポイント
フローリングを簡単にキレイにするには、5つのアイテムが必要です。掃除機にフローリングワイパー、ワイパーにつけるウェットシートとドライシートで基本的な掃除ができます。仕上げ用として、ワックスシートがあるとピカピカに磨くこともできます。
フローリングの掃除を始める前に、まずは床に置いてあるものを整理し片付けます。汚れがひどい部分は雑巾などで水拭きをし、下準備をしましょう。今回は樹脂塗装の床やビニル素材でできた床のケースを紹介します。無垢の木などを使った床の場合は掃除方法が異なるため、注意が必要です。
【手順1】
掃除機をかけます。ポイントは四隅やデコボコした溝のゴミを念入りに吸い取ることです。ヘッドが換えられる掃除を使用する場合は、場所に応じてヘッドを使い分けましょう。
【手順2】
フローリングワイパーにドライタイプのシートをつけて、掃除機で吸えなかった細かいホコリをからめ取ります。ポイントは隅から中央に向かって掃除することです。
【手順3】
ウェットタイプのシートに取り換えて、床表面の油汚れを落とします。洗浄液が染み込んでいるため、キレイに汚れを落とすことができます。シートは速乾性に優れているものが多いため、床は5分〜10分程度で乾きます。
【手順4】
ワックスシートを使って仕上げをしていきます。フローリングワイパーにシートを装着し、全体が均一になるように塗るのがポイントです。1ヶ月〜3ヶ月程度もちますので、そのサイクルで定期的にワックスがけするとよいでしょう。
畳掃除の手順とポイント
畳を掃除するのに必要なアイテムは掃除機と雑巾、お酢と塩に歯ブラシの5つです。どの家庭にもあるものなので、新たに購入することなく簡単に掃除できます。畳にしつこい汚れがある場合は、弱酸性の洗剤も準備しましょう。
【手順1】
掃除機を使う際に、畳の目に沿って力を抜いて動かすことですがポイントです。強弱が付いているタイプの掃除機を使用する場合は、弱めに設定し畳を傷つけないようにしましょう。
【手順2】
雑巾を使って乾拭きします。この時も、畳の目に沿って優しく拭くのがポイントです。基本的な掃除はこの流れで行い、汚れや黄ばみがひどい場合は他のアイテムを使って掃除します。
【手順3・お酢を使う方法】
汚れが目立つ場所は、お酢を水で薄めたもの(酢水)で濡らした雑巾をかたく絞って、拭いていきます。酸っぱさが少し残る程度に薄めるのがポイントです。仕上げは乾拭きでOKです。
【手順3・塩を使う方法】
こびりついた汚れがある場合は、その箇所に塩をまき、歯ブラシなどで畳の目に沿って掻き出すようにした後、取れた汚れを掃除機で吸い取ります。この一連の流れを何度か繰り返していけば、頑固な汚れもキレイに落ちます。
落ちない汚れやカビが生えてしまった場合は、弱アルカリ性の洗剤を使うのも効果的です。歯ブラシで掻き出した後、ぬれ雑巾で拭き取って乾拭きしていきます。
おわりに
フローリングと畳の掃除方法の違いを述べてきました。掃除機で定期的に掃除することですが共通するポイントです。床の素材によって掃除道具は変わりますので、状況に合わせて必要なアイテムを準備し、効果的に使いましょう。
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