プレゼン初心者でも大丈夫!クオリティの高いプレゼンテーション資料の作り方

2016.10.28パソコン , プレゼンテーション資料 , 仕事
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ビジネスシーンでは、プレゼンテーションを行う機会が頻繁に巡ってきます。顧客や社内メンバーへの提案、上司の説得など、さまざまなシーンで行われるプレゼンテーション。プレゼン能力は、多くのビジネスマンにとって必要不可欠だと言えるでしょう。

今回は、初心者でも実践できるクオリティの高いプレゼンテーション資料の作り方をご紹介します。

聴衆を意識した資料作り

プレゼンテーションの資料は、「見やすさ」に重点を置いて作成することが基本です。
例えば、文字のフォントや大きさにも気を遣いましょう。使用するフォントをただ自分の好みだけで選んでしまうと、見やすさが損なわれる可能性があります。見やすいフォントとしては「メイリオ」などがおすすめです。

濃い背景に白文字は見にくくなるため避けてください。オーソドックスに、白背景に黒文字にした方が伝わりやすくなるはずです。
また、文章だけの資料だと、なかなか見る気が起こらないかもしれません。内容に関連するようなイラストを添えておくと印象が良くなります。

ただし、色や模様、アニメーションなどを入れ過ぎると文字や図が見えにくくなることもあるため気を付けてください。聴衆から見て分かりにくい資料になっていないか、冷静な目でチェックすることが大切です。

パソコンの画面で見るだけでなく、スクリーンに映しても見やすさが保たれているかどうかを確認しましょう。

「そろえる、分ける」を基本に資料整理

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ものがきれいに整理整頓されていると誰でも気持ち良く感じるものですが、プレゼン資料も同様です。図や文章の配置、インデントは、意識してそろえるようにしましょう。行間はバランス良く取ってください。

文章の中に画像を挿入する場合は、画像と文章を近づけた方が画像の意図や訴求したいことがはっきりと伝わります。
ただし、位置を「そろえる」だけでは不十分です。伝えたい内容の種類やグループが分かりやすくなるよう、配置を「分ける」ことも意識しましょう。

色使いにも注意が必要です。多くの色を使用し過ぎると、煩雑で分かりにくい印象になってしまいます。主に文字に使う「基本色」、見出しや強調させたい箇所に使用する「メインカラー」、特に注目を集めたい箇所に使用する「アクセントカラー」の3色を基本にすると、まとまりが出やすいはずです。

強弱を付けてコンパクトにまとめる

プレゼンの資料は、伝えたい内容をただそのまま書けば良いというものではありません。企画書や書籍などの参考資料を、そのまま書き起こすことは避けてください。
伝えたいことを全て詰め込もうとすると、かえって何も伝わらない資料になってしまいます。不要な部分は省き、重要な部分のみを切り出して分かりやすく伝える必要があります。

スライド資料を使用してプレゼンテーションを行う場合、聴衆に伝えられるメッセージは1スライドにつき1メッセージが限度です。伝えたいことはだらだらと説明せず、コンパクトにまとめて伝えることが大切です。

また、1つのプレゼン資料の中にも、必ず「特に伝えたいメッセージ」と「比較的重要度の低いメッセージ」があるはずです。聴衆に注目してもらいたい部分をはっきりさせるために、伝えたいメッセージは大きく表記するなど、重要でないメッセージよりも目立つような工夫を加えてください。
特に伝えたいことほど、言葉を絞り込んで表記することが大切です。

おわりに

こちらが伝えたい内容を聴衆によく理解してもらうためには、さまざまな工夫が必要です。「このくらいで伝わるだろう」というラインよりもさらに分かりやすい資料を目指して作成することが、プレゼンテーションを成功させるコツです。

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