投資用マンションとは?投資用マンションのメリット・デメリット
2016.10.11マンション , 不動産 , 未分類 , 物件購入年金や貯蓄の代わりとしての投資には、ローリスク・ローリターンの投資が行われることが一般的です。
不動産は株やFXと比較すると比較的リスクが小さい投資対象です。中でも初期費用を抑えやすい投資用マンションは人気があります。
今回は、投資用マンションの基礎知識や、メリット・デメリットをご紹介します。
そもそも、投資用マンションって何?
投資用マンションとは、一言で言うと不動産投資用のマンションのことです。ただし、住居用と投資用とでマンションの内容に差があるわけではありません。マンションの中でも特に投資用として利益の取りやすい物件が「投資向き」として販売されているということです。
マンション1棟にまるごと投資する方法もありますが、そのためには多大な資金が必要です。手頃な投資を行いたい場合は、「区分所有」という、マンションの1室に投資する方法がおすすめです。
物件がワンルームタイプかファミリー向けかによっても販売価格や賃貸価格に差が出ますが、よりリスクを押さえたいのであれば、ワンルームタイプの物件の方が安全でしょう。
不動産投資によって得られる利益には2種類あります。1つ目は物件を所有することによって利益を得る「インカムゲイン」、2つ目は物件を販売することによって利益を得る「キャピタルゲイン」です。投資用マンションは、「インカムゲイン」を目的として購入されることが一般的です。
投資用マンションのメリット
- 収入を得られる安心感
老後までにある程度の貯蓄を作っている方は多いと思いますが、毎月貯蓄を崩しながらの生活は意外と精神的負担が大きいものです。
投資用マンションの運営がうまくいけば、定期的に家賃収入を得られます。貯金を崩すのではなく、得た収入で生活ができる安心感は、投資用マンションの大きなメリットだと言えるでしょう。 - 銀行へ貯蓄するよりも大きな利益を期待できる
銀行にお金を預けても、金利は微々たるものです。一般的な貯蓄額の場合、生活の足しになることはほとんどないと言って良いでしょう。
その点、投資用マンションをうまく運用すれば2~6%の利回りに期待できます。 - スキルや継続的な努力なしで投資ができる
投資用マンションによって利益を生む過程には、家賃徴収や入居者募集、クレーム対応などの業務が発生します。
しかし、そのような業務をマンション所有者が請け負う必要はありません。マンション経営に伴う業務は、管理会社に一任することができます。
投資用マンションのデメリット
- 物件の価値が下がる可能性がある
物件の価値は、状況によって変わります。購入したマンションの価値が下がり、期待していた程の家賃収入を得られなくなることもあるでしょう。
ローンを利用してマンションを購入している場合、家賃収入が返済額に満たなくなり、赤字が出る可能性もあります。 -
入居者が決まらない可能性がある
当然ですが、入居者が決まらなくては家賃収入を得ることができません。立地が悪い物件やデザインの良くない物件は入居者が決まりにくい傾向があります。投資用マンションを購入する前に、借り手が付きやすい物件なのかをよく調べることが大切です。 - ローンの金利上昇リスクがある
「変動型金利」のローンの場合、金利は状況によって変動します。そして、不動産投資に用いられる住宅ローンの多くは変動型金利を採用しています。
金利が上昇した場合のことを想定せず投資をすると、大きな負債を抱えてしまうことにもなりかねません。
おわりに
不動産への投資は、株などと比較してリスクが小さい分、大きなリターンを得ることも簡単ではありません。しかし、戦略的な運営を行うことにより家賃収入だけで生活できる可能性も十分にあります。
投資を検討している方は、投資用マンションを選択肢の1つにしてはいかがでしょうか。
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