失敗しない注文住宅業者の選び方の3つのポイント
2014.07.14不動産 , 住宅 , 注文住宅「夢のマイホームを手に入れたいけど、どこに依頼しよう……。」と悩む人も多いでしょう。注文住宅を扱う業者は数多く存在し、それぞれ特徴が異なっています。希望する条件の家を建ててくれる業者を見分けるのは、素人にとって難しいものです。
業者選びに失敗しないコツを知れば、素敵なマイホームが手に入ります。ポイントを3つにまとめて紹介していきます。
注文住宅業者の種類を把握することから始めよう
【ハウスメーカー・工務店・設計事務所】
注文住宅を建てるために、業者選びは慎重になるべきです。業者の種類とそれぞれの特徴を知ることで、メリットとデメリットを知ることができます。両方を把握した上で、どんな業者が希望条件に合いそうか考えてみましょう。
家を建てる業者は、人口1000人あたり1社あると言われています。ハウスメーカーをはじめとして、工務店や設計事務所など、色々な種類があるのです。
ハウスメーカーは、あらかじめ工場でパネルなど構造物や設備をつくり、現場で組み立てる工法を導入しているところが多いです。短時間で効率よく建築していくことに、重きを置く傾向があります。住宅展示場などを開き、注文住宅の施工例を公開していることもあります。
工務店は、職人が昔ながらの工法で建てていくという特色があります。歴史のあるところの場合、何十年も家づくりをしてきた職人が在籍していることもあります。地域密着型の工務店が多く、価格交渉などがしやすいという特徴もあります。
設計事務所の場合は、家を作品として考える設計士が多く、デザイン性に優れた家づくりを得意としています。設計だけを担当し、工務店と共同で建てていくところもあります。
色々な注文住宅業者を比較してみよう
【経営状態・施工例・歴史】
業者の種類が分かったら、実際に業者へ問い合わせたり、ホームページなどで情報収集してみましょう。ポイントを押さえて比較することで、優良な業者を見つけることができます。
業者の経営状態はチェックポイントの一つです。あまり意識しない人が多いのですが、経営状態の良し悪しによって、家の品質が変わることがあるのです。家を建てたい地域の役所へ行くと、建設業許可書類決算書を閲覧できます。財務内容をチェックして、問題がないか把握しましょう。また、直接会社を訪れて、建物の状態や内装などを見ると、ある程度の財政状況はチェックできます。
過去の施工例や実績もチェックポイントです。業者によっては実績を公開したり、施工事例を紹介していることがあります。その建物を直接見られるなら訪問してみて、質を確認するといいです。
会社の歴史についても調べておくと役立ちます。何代にもわたって経営している工務店や設計事務所は信頼できます。また大手ハウスメーカーは、倒産のリスクが少ないというメリットがあります。
営業マンの人間性を見極めよう
注文住宅を建てる場合、自分好みの家を設計するためにも、営業マンや設計士などとコミュニケーションをとることになります。業者を選ぶ段階で良い人間かどうかを見極めることも、失敗しないコツです。
営業マンは関係ないと考える人もいるかもしれません。しかし、会社の顔として活動している方です。担当の営業マンが優秀でなければ、素敵な家は建てられません。
初対面の印象だけで人間性を決めつけるのは危険です。契約が決まった後で態度が豹変する営業マンは意外に多いのです。予定より予算が多くなったり、設計ミスが発生するなどのトラブルにならないよう、言動に注目しましょう。
他社批判をする営業マンも要注意です。優良な人材であれば、他社をおとしめるような発言はしないでしょう。自社のデメリット面を全く出さない人や、説明が足りない営業マンも注意しましょう。知識が少なく経験が浅い可能性があります。
話をよく聞いてくれ、色々質問してくれるような営業マンのいる注文住宅業者を選びましょう。ヒアリング力と提案力のある担当者だと安心できます。
最後に
注文住宅を建てるなら、ある程度時間をかけて検討した方がよいでしょう。大きな買い物ですし、失敗を避けるためには事前準備が肝心です。
情報収集の結果、業者を絞り込んだら見積依頼という流れです。担当者の対応をチェックし、素敵なマイホームを建てて下さい。
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