スキューバダイビングのライセンスを取得する方法
2014.06.24スキューバダイビング , ダイビングライセンス , 趣味スキューバダイビングで素晴らしい世界を体験
もう夏を感じられるこの季節、「この夏はスキューバダイビングのライセンスを取得してダイバーになるぞ!」と思っている人も多いのではないでしょうか。
しかしながら、スキューバダイビングは少しハードルの高いマリンスポーツです。ライセンスを取得するにはお金も時間も必要ですし、サッカーや野球のように道具があればできるものでもありません。ですがスキューバダイビングは、ダイバーだけが日常ではない素晴らしい世界を体験することができます。
ここでは、そんなダイバーになるためのやり方、ポイントを紹介していきたいと思います。
1.ダイビングショップに通ってライセンスを取る
スキューバダイビングのライセンスはダイビングショップで講習を受けて取得します。このダイビングショップ、海の近くにしかないかと思われる方もいるかもしれませんが、実はどこにでもあります。海のない都道府県にもあります。まずは家の近くのダイビングショップを調べて、問い合わせてみましょう。ショップ選びのポイントとしては、以下のようなものがあります。
【1】自宅や会社から通いやすいか
講習を受けるにあたって、ショップが通いやすい場所にあるに越したことはありません。そして、ショップに通って取得する場合のメリットは自分の空いた時間を利用して講習を受けることが出来ることです。講習には2日~4日程度必要ですが、まとまった時間を取れない人にとって大きな助けとなります。
【2】ショップの雰囲気やスタッフとの相性
電話やメールで問い合わせた時の対応、ショップを訪れた時の雰囲気など自分との相性を確認しましょう。気持ちよく講習を受けるためにも大切です。
【3】いくらかかるか
スキューバダイビングのライセンスを取得する費用はショップによって違います。ホームページなどで極端に安い価格表示のところは総額でない場合が多いです。問い合わせるときは総額が一体いくらになるのか確認することが大切です。
2.旅行先、ツアーを利用してライセンスを取る
沖縄やグアム、サイパン、セブ島など、スキューバダイビングが盛んで、かつ比較的近いリゾート地では旅行で訪れた際に講習を受ける人が多くいます。
海外での講習に不安を持つ方もいるかもしれませんが、どの国も日本人経営のショップ、日本人在籍のショップがあるので心配はいりません。また、ダイビング専門のツアー会社も存在し、ライセンス取得がパックとなったツアーも人気です。個別の手配がいらず楽ですからね。
リゾート地で取得するメリットとしては、青くきれいな海で講習を受けることが挙げられます。もちろん日本本土にもきれいな海は存在しますが、そう多くはありません。そして、これらリゾート地のダイビングショップは海に比較的近いという点も見逃せません。東京や大阪などの都市型ショップでは海に行くまで相当な時間を要しますが、リゾート地では目の前が海という場合も少なくありません。
3.スキューバダイビングのライセンス講習とは
ライセンス講習を大きく3つに分けてご紹介しましょう。
【1】学科講習
ダイバーになるための知識を勉強です。人によってはここが最難関かもしれません。「海の環境について」や「ダイビング中の体の変化」、「ダイビング器材について」など大切なことなのでしっかりと覚えましょう。
ショップによってはショップ内で一緒に覚えていくところもあれば、自宅学習で覚え、ショップではテストのみを実施するところがあります。
【2】プール講習
学科講習の次はプール講習です。プール講習ではダイビング器材を装着して練習します。器材の扱い方や水中での動き方など、基本的なスキルの練習をします。水中でマスクに水が入った時の対処法や浮力の調整、耳抜きなど重要なスキルはできるようになるまで繰り返し練習します。
ダイビングは楽しく素晴らしいものですが、本来人間が生存することのできない水中で行うものです。基本が疎かになれば大きな事故につながります。もしスキル面で不安なときは納得がいくまで練習できるようお願いして下さい。
【3】海洋実習
いよいよ海での実習です。基本的にプール実習でやったことのおさらいですが、プールで出来たことも波や潮の流れがあるとなかなかできないかもしれません。緊張するかもしれませんがインストラクターも一緒に潜り、そばにいます。ゆっくりでかまいません、落ち着いていきましょう。
講習がすべて終了しインストラクターから認定を受ければ、これで晴れてあなたはダイバーの仲間入り。世界中の海があなたを待っています。
HOWTOスキューバダイビング
4.ダイビングライフを盛り上げる方法
【1】雑誌や書籍を買ってみる
現在は『マリンダイビング』や『ダイバー』といった雑誌が毎月発行されており、ダイバーたちの貴重な情報源となっています。これらの雑誌には魅力的な写真と共に世界中の海の情報が載っています。きっとあなたの心を躍らせるものがあるはずです。
【2】自分の器材を購入してみる
いきなり全ての器材を購入する必要はありません。ダイビング器材の中には非常に高価なものもあります。そしてダイビングを行う頻度、スタイルも人それぞれです。購入する場合はマスクやシュノーケル、フィンといった軽器材から始めるとよいでしょう。小さなものですが自分の器材だと愛着もわきますし、なにより自分にぴったりのものを使用することができます。
ダイビングショップの中には購入をゴリ押ししてくるところもあります。そのようなショップには気をつけましょう。
【3】さらに上級ライセンスを取得する
ダイビングのライセンスにはいくつか段階があり、1番最初に取得するライセンスを通称Cカード、オープンウォーターと言います。その次はアドバンスダイバー、レスキューダイバーとあるのですが、それぞれ講習がありより高度なスキルを必要とします。
身についたスキルは水中で自信となり余裕が出ます。自信や余裕はより広く海を感じることのできる要因の一つです。
最後に
地球の7割は海です。上から眺めるだけではわかることのできない素晴らしい世界がそこには広がっています。最後に沖縄の青の洞窟の映像をご紹介致します。未来のあなただけの海を感じてみて下さい。
沖縄- 青の洞窟 スキューバダイビング GoproHERO3
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