絶対合格したい人のための受験英語勉強法

2015.01.30受験勉強 , 学習
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受験勉強もラストスパートの季節になってきました。受験で他と差をつけるためには、「英語」で点を取ることが必須だといわれています。ですが、いくら勉強しても英語が身につかないと悩んでいらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ここでは、受験で他と差をつけるための英語勉強法をご紹介します。勉強法を身につけ、志望校への合格を目指しましょう。

 

試験に必要なのは、「英文が早く読めること」

英語の試験でもっとも重要なのは、「問題文をすばやく読めること」です。問題文を読むことに時間をかけていると、問題を解く時間が短くなってしまいます。そうすると、落ち着いて問題に取り組めず、ミスが起こってしまう可能性があります。

また、問題文を繰り返して読んだほうがより理解が深まり、正解を導き出しやすくなります。1度より2度、2度より3度と問題文を読み返すために、英文が早く読めるようになっておきましょう。そのためには、文法や単語について、しっかり学んでおくことが必要です。

 

勉強法には種類がある。受験のための勉強法を実践することが大事

勉強法には複数の種類があります。受験のために勉強しているのに、英語で日常会話をするための勉強法を実践していては、いつまで経ってもテストで点数を取ることはできません。目的に合った勉強法を知り、実践するようにしましょう。

 

英文を読めるようになるために、例文を繰り返し読み解く

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英文には、苦手意識を持っている人が多いといわれています。なぜなら、英文は単語の意味だけを知っていても、正しく意味を理解できないからです。英文を理解するためには、英語の文法を知らなければなりません。

英語の文法を知るために効果的なのが、参考書の例文を繰り返し読むことです。それも、ただ読むだけではなく、次のような方法で読んでみましょう。

 

【ステップ1】まずは和訳から読み、大雑把にでも英文の意味を理解する

第一に、和訳を先に読み、その後に英訳を読みます。これは、英文の意味を大雑把にでも理解するためです。この際、例文についている解説は必ず読み、知らない単語が出てきた場合は辞書で調べるようにしましょう。

 

【ステップ2】次に英文を和訳する

いくつかそうやって読み進めたら、次は英文だけを読み、和訳してみます。きちんと和訳できたなら、その例文に関しては問題ありません。上手に和訳できない場合は、英文にチェックマークをつけておきましょう。

また、その英文の「どの単語が理解できなかったのか?」をノートなどに書き出しておきます。接続詞や副詞といったものでも、「上手く意味をつなげることができない」と感じた場合は、全て書き出しておきましょう。

 

【ステップ3】和訳できなかった英文の解説を読み、単語の意味を調べる

一通り読み終えたら、理解できなかった英文の解説を読んだり、書き出しておいた単語の意味を調べたりしましょう。その際、自分なりに理解しやすいようにノートにまとめておくと、より効果的です。

 

【ステップ4】チェックマークがついた例文だけを集めて、再度和訳してみる

前回理解できなかった例文だけを集めて、再度和訳を行ってみましょう。上手くできればチェックを外し、できなかった場合は、再度【ステップ3】を繰り返します。こうして、全てのチェックが消えるまで【ステップ3】と【ステップ4】を繰り返します。全てのチェックが消える頃には、英文法は一通り身についているはずです。

 

ポイントは「とにかく次のステップに進み、繰り返す」こと

ポイントとしては、「もし何となくでしか理解できなかったとしても、次のステップに進むこと」「そして、それを繰り返すこと」です。たとえその場で完璧に理解できたと思っても、数日経つと忘れてしまっていることも多くあります。逆に、少しくらい理解があやふやでも、何度も繰り返すことで、しっかり知識が身につきます。

 

ある程度の英単語は暗記する

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英文法を覚えても、やはりある程度の語彙がなければ、文を読み解くことはできません。英単語も英文法と同じく、基本的には繰り返しの勉強が有効だといわれています。それに加えて、次の点を意識してみましょう。

 

英単語の参考書は、ずっと同じものを使う

英単語の参考書は、一度決めたら同じものを使い続けましょう。途中で変えてしまったりすると、覚えなおしになって、逆に身につかなくなってしまう場合もあります。そのためにも、英単語の参考書を選ぶ際は書店に足を運び、自分の目で選んで買うようにしましょう。

 

参考書は、多くても2000単語くらい収録のものを選ぶ

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英単語の参考書は、多くても2000単語くらいのものを選びましょう。あまり多すぎると覚えきれず、逆にパニックになってしまうかもしれません。単語について、意味や発音の仕方、特殊な言い回しが載っているものなら、勉強がさらに効果的に進められます。

逆に、それ以外の情報が載っている場合、勉強のノイズになってしまう可能性もあります。実際に勉強するときのことを考え、自分に必要な情報が載っている参考書を購入しましょう。

 

単語を覚えるときは音読する。その際、3回音読を繰り返す

単語を覚える際は、実際に口に出して音読すると、より単語が身につくといわれています。音読は1回だけでなく、3回程度繰り返すとより効果的です。

音読することによって、目だけでなく耳からも単語を覚えることができます。さらに、実際に発音してみることによって、リスニングの対策になるとも考えられます。

 

英文読解の勉強法【ステップ1】〜【ステップ4】は、英単語の暗記でも使えるテクニック

英文が読めるようになるための勉強法としてご紹介した【ステップ1】〜【ステップ4】は、英単語の暗記でも使えます。最初は、20〜30程度の単語を暗記するところからはじめ、慣れてきたら徐々に数を増やしていきましょう。

その日決めた範囲の単語を全て暗記できたと思ったら、仕上げに最初から最後まで通して和訳してみましょう。全て和訳できたなら、かなり知識が身についている証拠です。

 

空いた時間に少しずつ進める

英単語は英文などと違い、ひとつひとつの単語は短い時間で覚えることができます。そのため、休憩時間や移動時間など、空いた時間に少しずつ暗記を進める癖をつけましょう。

10分の空き時間が6回あり、その時間を暗記に当てたとすると、合計で1時間にもなります。こうした小さな努力の積み重ねが、やがて大きな結果へと結びつくのです。

 

試験で見たことがない単語が出てきたら、文の流れから意味を推測する

試験本番では、見たことのない英単語が問題文に現れる可能性もあります。そういう場合には、英文の流れから単語の意味を推測しましょう。

英単語は数え切れないほど存在するため、その全てを覚えることは不可能です。しかし、英文全体の意味や流れがわかっていれば、知らない単語でも意味を類推することは可能です。全体の意味や流れを把握できるようになるためにも、文法や最低限の語彙は、しっかり身につけておきましょう。

 

おわりに

受験のための英語勉強法をご紹介しました。

受験のための英語勉強の基本は、「繰り返し行うこと」です。英語は難しく、一朝一夕ではマスターすることはできません。毎日しっかりと英語の勉強に取り組むことこそ、英語の点数を良くするための最短の道です。

英語で得点できるようになれば、確実に他と差がつけられます。志望校へ入学できるよう、今回ご紹介した方法でしっかり英語の知識を身につけましょう。

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