スーツ(ジャケット・パンツ)のシワで悩まない!お手入れ簡単3ステップ
2017.01.11ファッション , 暮らし社会人や就活生になると、スーツを着る機会が格段に増えます。毎日スーツで仕事をしている方も大勢いるでしょう。
そこで皆さん、毎日きちんとスーツのお手入れはしていますか?シワだらけのまま会社に行ってはいませんか?
人の印象は、まずは見た目で決まります。自宅でできる簡単な方法でスーツのお手入れをして、クリーンな印象を与えましょう。
用意するもの
・ブラシ(天然毛のものがおすすめ)
・スーツ専用ハンガー(ジャケット用は肩の部分が厚いタイプがベター)
・霧吹き(消臭効果のあるものなど)
・スチームアイロン
ステップ1 ブラッシング
帰宅後ジャケットをハンガーに掛けたら、1日で付いたホコリや汚れを取るためにブラッシングをしましょう。
ジャケットのブラッシング
1.ジャケットの繊維に沿って上から下に軽くブラッシングします。背中部分も同じように上から下へ行ってください。
2.襟、ラペル、ポケットを裏返してブラッシングします。
3.保管する際には、肩の部分にフィットする厚めのハンガーにかけます。吸収性のある木製のハンガーは防湿効果があり、静電気も起こりにくいためおすすめです。
パンツのブラッシング
1.裾部分をハンガーに掛けてから、まず下から上へブラッシングします。
2.次に上から下へブラッシングします。
3.ウエストから裾に向けて毛並みを揃えるようにブラッシングします。
4.パンツの保管はクリップの付いたハンガーに、裾を上にして挟んで風通しの良いところにつるしましょう。
ブラッシングは、できれば帰宅後スーツを脱いだらすぐに行ってください。汚れがスーツに付着している時間は最小限に抑えましょう。
また、毎回はブラッシングできない場合や面倒な場合は、最低でも3回に1回はブラッシングすることをおすすめします。
ステップ2 シワのお手入れ
スーツの繊維に汚れやホコリがたまってきたり、たたみ方を雑にしたりするとシワができてしまいます。放置しておくと取れにくくなるため、できるだけ早めに対処してください。
シワが軽度のものの場合は、霧吹きなどで湿気を与えて自然乾燥させるだけで大丈夫です。取れにくいシワがよってしまった場合、スチームアイロンや浴室などを利用して蒸気を当てるとシワが伸ばすことができます。
ステップ3 シミのお手入れ
ジュースやコーヒーなど水溶性のシミの場合
シミの下に汚れても構わないハンカチを敷き、固く水を絞ったものタオルや布で上からたたいてシミを移す。
マヨネーズや口紅など脂溶性の汚れの場合
乾いて固まっているものに関しては、つまみ取りましょう。付いてすぐの汚れは広げずに、アルコールが含まれている掃除用具や歯ブラシなどを使って落とします。
汗汚れの場合
汗汚れには、水を使用したお手入れが効果的です。基本的には水溶性のシミを取るときと同じように、水に濡らして固く絞ったタオルで汗をかいた部分をたたいてください。
より長持ちさせるために
湿気がこもると生地の痛みの原因になるため、スーツをクローゼットなどに保管する際には、適度に隙間をあけて通気性をよくしておきましょう。
また、同じスーツを毎日着ることは避け、1日着たらお手入れをして2~3日は休ませてください。つまり、スーツは2、3着持っておき、ローテーションさせることをおすすめします。
おわりに
社会人や就活生にとってスーツは、自分自身を映す鏡でもあります。スーツがいつも清潔にお手入れされていると、自然と周りからの印象もよくなるでしょう。
お手入れの最大のポイントは、ブラッシングを毎回、最低でも2、3回に1回は行うことです。シワやシミへの対処は発見したらその都度行う程度でも構いませんが、ブラッシングは習慣的に行うようにしてください。
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