PDFをExcelに変換する方法【無料で出来る!】
2014.08.09PDF , パソコン , 仕事PDFは互換性の高いファイル形式です。多くのパソコンでデータを確認することができます。しかしPDFは情報の共有に適しているファイル形式ではありますが、表や文字など編集を行うことが前提の場合は使い勝手が悪いファイル形式といえます。
ExcelからPDFに変換する作業は比較的容易に行うことができます。しかし逆にPDFからExcelに変換をする方法は限られています。そして、その多くは有料のソフトを使うため、手軽に利用することができません。あまり頻繁に変換しないのであれば、無料のサービスを使いたいところです。ここでは無料でPDFをExcelに変換する方法をご紹介します。
【方法その1】手作業で変換
フリーソフトなどを使わずに変換する方法です。やり方はPDFを一旦テキストにして保存し、それをExcelでインポートするというものです。この方法であれば、一切ソフトをダウンロードせずにPDFをExcelに変換できます。
テキスト化する際にタブを入力すると、タブ毎にセルで区切ることができます。また、改行は列として表示されます。インポート時にはプレビューでデータを確認しインポートを行いましょう。
しかし、この方法の場合、テキスト部分しか変換ができません。画像には使えないため、画像があるときには別途抜き出し作業を行う必要があります。もしPDFが画像しかない場合、この方法は使うことができません。
テキストでの書き出しが禁止されているPDFの場合も、この方法は無効です。インポートしても崩れが残ることが多いため、必ず手直しが必要になります。
【方法その2】インターネットサービスで変換
次にご紹介するのはインターネットで、PDFをExcelに変換する方法です。このサービスは、PDFをExcelに変換するだけでなく、さまざまな形式のファイルをさまざまな形式に変換することができます。
やり方は元データの形式と変換する形式を選び、変換するファイルをアップロードするだけで完了します。あとはコンバートされたデータをダウンロードすれば、指定した形式でファイルを開けます。
この場合もレイアウトが崩れてしまう可能性があるため、多少の手直しは必要になります。しかし、画像もしっかり変換できるため、手作業よりは効率がよいと言えるでしょう。
ソフトの場合、使えるOSと使えないOSがありますが、インターネットの変換サービスであればそういった心配は無用です。また企業ではセキュリティのためにソフトのインストールを禁止しているところもあります。そういった企業でもインターネットサービスであれば利用可能です。
【方法その3】フリーソフトを使う
ソフトをインストールすることに抵抗がないのであれば、フリーソフトをインストールするのがもっとも手っ取り早い方法です。フリーソフトもインターネットサービスの変換と同様に、さまざまな形式に変換できるものが主です。
フリーといっても精度は高いものが多く、手作業で変換するよりも速いスピードでの変換が可能です。そのため変換する数が多いときには非常に有効なツールです。
フリーソフトには常にインターネットで配布しているものと、有料商品の体験版があります。体験版は期間限定である場合が多く、期間を過ぎると使えなくなってしまいます。ただし性能は非常に高く、レイアウトなどの正確さを重視するならもっとも使えるソフトです。
変換するのは1度だけでその後使う予定がない場合や、フリーソフトなどとの性能を比較したいときに最適です。さまざまなソフトの体験版を試し、それぞれの使い勝手を見極めてみるのもいいでしょう。
おわりに
PDFをExcelに変換する方法をご紹介しました。無料版のソフトは有料版のソフトと比べると精度は落ちてしまいますが、十分使えるレベルであるといえるでしょう。
参考URL
http://enterprisezine.jp/iti/detail/675 【Excel Tips】テキストファイルをExcelにインポートするには?:企業のIT・経営・ビジネスをつなぐ情報サイト EnterpriseZine (EZ)
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