20代~30代女性必見!年代別基礎化粧品の選び方
2014.07.04スキンケア , 美容 , 美肌基礎化粧品を選ぶ際に注意したいこと
いつまでも美しいお肌を保ちたい、今よりもさらに若々しいお肌を目指したい……多くの女性にとって、これらは年齢に関係なく抱く望みでしょう。お肌の状態は、年齢を重ねることや環境の変化など、さまざまな要因に影響を受けやすいものです。また、自分では大したことがないと思ってしまうような微妙な体調の変化によっても、簡単に状態が変わってしまうデリケートなものでもあります。
常にそういった要因に晒されているお肌を、トラブルから守るために。そして万一トラブルに見舞われてしまった時、もう一度美しい状態のお肌に戻すためには、自分の年齢やお肌の状態に合った基礎化粧品を用いた、毎日のスキンケアが大切なポイントとなります。ここでは、20代、30代それぞれのお肌に合った基礎化粧品をどのようにして選んだら良いのかをご紹介していきます。併せて、年代を問わず基礎化粧品を選ぶ際に注意したいことにも触れていきましょう。
20代のお肌の状態と、求めるべき基礎化粧品の効果
20代のお肌は、素肌の状態でも十分に美しいものです。お肌の新陳代謝も盛んで、ハリのある若々しいお肌の状態を保っている人も多いです。しかし、だからといって間違ったスキンケアを行ったり、スキンケアそのものを疎かにしてしまうのは大変危険です。すぐに悪い変化が見られなくても、後々年齢を経てからダメージとなって跳ね返ってくる可能性が高まるからです。
社会人となり、毎日メイクをするようになる人が増える20代。しかし、防腐剤や香料などが含まれた化粧品を多用していると、お肌に掛かる負担は大きくなります。こういった化粧品を用いた濃いメイクと、それを落とすために刺激が強いクレンジング剤を用いること。これらによるお肌への負担が、20代では最も引き起こされやすい肌トラブルであると言われています。
20代のお肌を守るための基礎化粧品選びは、特にクレンジング剤と化粧水に着目すると良いでしょう。クレンジング剤は、お肌に負担が掛かりやすいスクラブタイプのものを避け、オイルタイプのものを選びます。確かにスクラブタイプのほうが、しっかりとしたメイクを落とすのに効果的ではありますが、お肌への負担が非常に大きくなってしまうという難点があるのです。
化粧水には、保湿力の高いものを選ぶと良いでしょう。クレンジングや洗顔を終えた後、お肌が乾燥する前にすぐに保湿して、お肌に十分な潤いを与えるようにします。
30代になるとどう変わる?基礎化粧品選びとスキンケア
30代に入ると、ホルモンバランスの変化が現れるようになります。この影響で、お肌にも次第に変化が見られる人が多くなってきます。例えば、目の周りに浮かぶ小さなシワや、20代の頃よりも目立つお肌の乾燥・たるみなどがその代表格。十分な睡眠をとっていても目の下のクマが目立つようになった、という悩みを抱える人も増えてくる年齢になります。
加えて、外部からの刺激にも少しずつ弱くなってくる30代のお肌は、20代の頃に比べてさらにトラブルに見舞われやすくなる傾向にあります。お肌への刺激を極力減らしつつ、しっかりと保湿をする……20代でのこのスキンケアにプラスして、30代では「外部の刺激から守る」という目的の基礎化粧品選びを行うようにしましょう。
最も注目したいのが、UVケアアイテムです。30代に入るとお肌の新陳代謝が鈍り始めるため、紫外線にも弱くなってしまいがちです。若い頃はさほど力を入れてUVケアをしてこなかった、もしくはしなくても大丈夫だったという人でも、ここにしっかりと着目したいものです。新しいお肌を生み出す力が弱まり始める30代には、一度日焼けしてしまうとなかなか若い頃のように元に戻らなくなることも増えるためです。
お肌への負担が少なく済むクレンジング剤の使用と、乾燥を防ぐための高い保湿力がある化粧水。そして日中のお肌を紫外線から守るUVケアアイテム、この3つが30代の基礎化粧品選びにおける最大のポイントであると言えるでしょう。
基礎化粧品の代表・化粧水の正しい選び方を知ろう
お肌に潤いを与えるために大切となるのが、化粧水です。化粧水には実にさまざまな種類があります。代表的なタイプの分かれ方には、「しっとりタイプ」と「さっぱりタイプ」があります。その他、乾燥肌用、オイリー肌用、敏感肌用など、肌質に合わせた化粧水を展開する化粧品メーカーも多く見られます。そんな膨大な種類の化粧水から、自分自身に合った化粧水を選ぶのに、どうしたらいいのかと悩まれた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
お肌が乾燥しやすいという人が敏感肌用の化粧水を用いても、なかなか望むような効果が得られないでしょう。これは、自分の肌質に合った化粧水を選ぶことができなかったために生じる悩みです。自分の肌質をきちんと理解し、その上で自分に合った化粧水を選ぶようにしましょう。もし自分の肌質がどんなものか判断が難しい場合には、化粧品の販売スタッフの方に相談するのも良い方法です。
注意したいのが、オイリー肌の化粧水の選び方です。オイリー肌の人は普通肌の人に比べ、皮脂の分泌量が多くなります。そのため、さっぱりとした使用感のあるタイプの化粧水を選ぶ人が多いのですが、実はお肌そのものの水分は不足しているというケースも少なくありません。オイリー肌だからといって、さっぱりタイプの化粧水だけが合うという訳ではない点に気をつけるようにしましょう。
最後に
基礎化粧品は、健康的で若々しいお肌を保つために必要不可欠なアイテムです。いつまでも美しいお肌を保つことができるよう、自分の肌質や年齢によって変わる悩み・トラブルに応じて、どんなものを使うかを考えるようにしたいものです。
しかし最も大切なことは、使う基礎化粧品がどんなものであるかということ以上に、日々の正しいスキンケアであると言えるかもしれません。加えて年齢を重ねていくにつれ、規則正しい生活習慣を保つことや、栄養バランスの取れた食生活を意識することなどの、「生活の質」そのものがお肌に直接影響を及ぼす傾向が強くなっていきます。
高い基礎化粧品を使っているから大丈夫、と安易に考えず、日々の生活やスキンケアを積み重ねることが美肌への第一歩であるということを、しっかりと認識しておきたいものです。
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