字を綺麗に書くコツを学ぼう!誰でも出来る字をきれいに書く方法
2014.08.26勉強 , 字 , 学習履歴書や手紙などを手書きする際に自分の字を見て汚いと感じ、落ち込むことはありませんか?
今さら綺麗な字を書くことは無理だと思う方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。コツさえ掴めば、だれでも簡単に綺麗に字を書くことができます。
ここでは、文字を綺麗に書くための4つのコツを紹介していきます。
【綺麗に書くコツその1】ペンを持つ時は力まず、それでいて筆圧は強めに
美しい文字を書くためには、ペンの持ち方や筆圧、力の入れ方に注意しましょう。ペンの持ち方は、人それぞれ決まった方法があると思います。正しい持ち方を身につけるためにはどうしても時間がかかってしまうため、ここでは簡単に実践できることを紹介します。
文字を書くときは肘はなるべく固定せず、腕全体が自由に動かせる状態にします。肩に力を入れず、親指と人差し指だけに力を入れて、ペン先を紙に押さえるイメージで書きましょう。この時、小指は軽く曲げて少しだけ力むようにすると、文字が安定します。
字が曲がって見えたり歪んだりする人は、筆圧が弱い可能性があります。いつもより強めの筆圧を意識し、書き終えるまで強さを維持しましょう。
【綺麗に書くコツその2】文字は右上がりに書く
1文字だけだと気づきませんが、文章にした時にバランスがとれている文字は、「右上がり」に書かれていることが多いです。横の線を書く際に、ただ真っ直ぐにするよりも、右に6度程度上げてみてください。それだけで美文字に見えてきます。感覚的に右に上がっている状態ならOKです。時計が近くにある場合、14分くらいの位置が丁度良いため、時々見ながら参考にしてみるのもよいでしょう。
この右上がりの法則は、人間の目の錯覚が関係していると言われており、人は文章を目にした時、水平に書かれたものより右上がりのものの方が見栄え良いと感じます。この方法ならすぐに実行できるでしょう。
【綺麗に書くコツその3】右下に重心をかけて書く
【綺麗に書くコツその2】で、右上がりを意識する方法を紹介しました。それとあわせて試して欲しいのが、右下に重心をかける方法です。単純に右上がりに書いただけでは、文字によってバランスが崩れて見えることがあるため、「右上がり+右下へ重心」というセットで書いてみてください。
右下に重心をかけるというのは、文字の右側の線を長めに書くことで、バランスをとるという意味です。これは漢字の7割程度に共通するルールとなっているため、特に漢字を書く際は頭に入れておくとよいでしょう。
「月」という文字であれば、右下に向かう縦線の最後を長めに引っ張って書くと美文字になります。「大」という文字なら、右払いを長くすることでバランスが良く見えます。
【綺麗に書くコツその4】漢字は空いている空間を等しくする
漢字は空白の間隔がバラバラだと、バランスが悪く見えます。等間隔にすることで、綺麗な文字に見えるものです。「川」や「言」などの漢字の場合、空いているスペースが多いため、均等にすることで見栄えが良くなります。
このルールが使える漢字は、縦・横に並行する線がある漢字や、縦・横の線で分割された部分がある漢字です。漢字はひらがなやカタカナよりも画数が多く、バランスをとるのは難しいと感じている人は多いでしょう。しかし、間隔を上手にとるだけで、簡単に美しい文字を書くことが可能となります。
おわりに
綺麗な文字を書く簡単な方法を紹介しました。この他にも「ひらがなを丸く書く」、「漢字は大きくひらがなは小さく書く」など、コツはいろいろあります。
自分が試しやすい方法から始めてみてください。最近は綺麗な文字が書けるようになるテキストや通信教育なども増えています。いろいろと比較して美文字を目指しましょう。
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