里芋になす、かぼちゃ!季節の野菜の保存法【秋】
2015.11.01生活 , 生活の知恵 , 野菜の保存秋は食べ物が美味しい季節です。里芋やなす、かぼちゃなど、秋に旬を迎える野菜はたくさんあります。
採れたての新鮮な野菜が美味しいことはもちろんですが、上手に保存した野菜は美味しさが長続きします。皆さんは野菜の正しい保存法をご存知でしょうか。
今回は、秋野菜の保存法をご紹介します。
保存の仕方で美味しさが変わる?
野菜は種類によって保存法が異なります。常温保存や冷暗所での保存、低湿保存など、野菜の保存法はさまざまです。野菜の鮮度を保つためには、それぞれの野菜に合わせた保存法で保存することが大切です。野菜の鮮度を保つことは、美味しさを保つことにつながります。また、野菜を適切に保存法することで、美味しさだけでなく、栄養分を保つことも可能です。
【保存法その1】里芋
里芋には、土が付いている状態で売られているものと、水洗いされた状態で売られているものがあります。
水洗いされた里芋はカビやすく、長期保存には向いていません。2~3日のうちに食べきることをおすすめします。
土が付いている里芋の場合、土が付いた状態のまま濡らした新聞紙やキッチンペーパーに包み、日の当たらない風通しの良い場所で保存しましょう。土に埋めて保存する方法もあります。
里芋は乾燥と低温に弱い特徴があるため、冷蔵庫での保存は避けてください。乾燥に注意して保存することにより、1ヶ月程度保存することができます。
【保存法その2】サツマイモ
サツマイモも里芋と同じく低温に弱いため、冷蔵庫での保存は避けましょう。新聞紙やキッチンペーパーに包み、日の当たらない場所で保存してください。袋に入っている場合は必ず出して保存しましょう。常温で2週間程度保存でき、保存温度が14℃前後の場合は1ヶ月程度保存することも可能です。また、加熱調理したものは冷凍保存することも可能です。
【保存法その3】ナス
ナスは乾燥と低温に弱く、傷みやすいため、長期保存には向いていません。1本ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包み、空気が入るように少し口を開けた状態でジッパー付き保存袋に入れましょう。冷蔵庫で保存する場合は、冷蔵室よりも温度が高い野菜室で保存してください。触感が悪くなるため、冷凍保存には向いていません。
【保存法その4】カボチャ
カットされていないカボチャは新聞紙やキッチンペーパーで包み、日の当たらない風通しの良い場所で保存してください。1~2ヶ月保存することができます。カットされたカボチャは種とわたの部分を必ず取り除きましょう。その後ラップで包んで冷蔵庫の野菜室で保存してください。1週間程度保存できます。また、加熱調理したものは冷凍保存することも可能です。
【保存法その5】ゴボウ
里芋と同様、ゴボウにも、土が付いている状態で売られているものと水洗いされた状態で売られているものがあります。
ゴボウは鮮度や香りが落ちやすい特徴があります。土付きゴボウは、土が付いた状態で新聞紙やキッチンペーパーに包み、日の当たらない風通しの良い場所で保存してください。約2週間保存できます。庭などの土に埋めて保存した場合は1ヶ月程度保存できるでしょう。
洗いゴボウは、ジッパー付きの保存袋に入れ、密封した状態で冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。1週間程度保存することができます。また、キンピラなど加熱調理したものは冷凍保存することも可能です。
【保存法その6】ニンジン
ニンジンは湿気に弱い特徴があります。乾燥しないよう、冷蔵庫に入れる際は新聞紙やキッチンペーパーで包みましょう。野菜室で約1週間保存できます。寒い季節は冷蔵庫に入れず、新聞に包んだ状態で日の当たらない場所で保存することも可能です。
葉が付いているニンジンの場合、必ず葉を切り落として別々に保存してください。使いかけのニンジンは切り口をぴったりとラップで包み、冷蔵庫に入れましょう。切り口から傷み始めるため、3~4日で使い切ってください。冷凍保存する場合は、調理する時に使いやすいようカットして固茹でしてから冷凍するのをおすすめします。
おわりに
「野菜はとりあえず冷蔵庫へ」と思っていた方も多いのではないでしょうか。今まで美味しさが半減した野菜を食べていたかもしれません。それぞれの野菜に適した方法で保存することにより、野菜の保存期間が長くなり、鮮度や美味しさを保つことができます。旬を迎えた季節の野菜を美味しく食べるためにも、ぜひそれぞれの野菜に合った保存法をお試しください。
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