定期的に洗濯してダニやゴミを落とそう!自宅で出来るぬいぐるみの洗い方
2016.10.05掃除 , 洗濯 , 生活皆さんの家にあるぬいぐるみ、清潔な状態でしょうか?
買った頃はきれいでも、使用しているうちに黒ずんできたり、ゴミやダニが付着してきたりします。洗いたくてもどのように洗って良いか分からず、そのままになっている方も多いでしょう。普段よくぬいぐるみに触れる方は、汚れをそのままにしておくと、肌荒れの原因にもなりますし、健康を害する場合もあります。
ここでは、自宅でのぬいぐるみの洗い方についてご紹介します。
洗濯方法の確認
まずは、自分の洗いたいぬいぐるみが、どのような洗濯が可能なのかを確認してください。「手洗い」「陰干しマーク」「湯温度の指定」など、ものによって洗濯方法が異なります。指定以外の洗濯方法をしてしまうと、大切なぬいぐるみが変色したり、縮んだりする可能性もあるため、注意が必要です。
洗濯が不可能な場合は、汚れの酷いところを部分洗いなどすると良いでしょう。
また、アンティークの物や特殊素材の布や機械などが使われている場合には、専門の方にお願いする事をおすすめします。
ぬるま湯で洗濯
洗剤は普段着用の中性洗剤を用意します。色落ちが心配な場合は、ぬいぐるみの目立たない処で色落ち確認をしてください。色落ちするようであれば、洗剤を使っての洗濯や丸洗いは避け、専門の方に任せるか、きつく絞った濡れタオルで拭う程度にしましょう。
まずは、スカーフ、洋服、靴などの付属品をはずします。
付属品をすべて外したら、あらかじめ用意しておいた、ぬるま湯を張った大きめの桶に洗剤を入れ、ぬいぐるみをゆっくりとていねいに浸けていきます。水だと汚れが落ちにくい場合があるため、気を付けてください。
洗う際に、あまり強く洗ってしまうと中の綿が寄る、表の布が傷んでしまう、など悪影響があるため、ていねいに押し洗いをしていきます。
注意が必要なものがお湯の温度。急激な温度変化は、縮みなどのトラブルの元になります。お湯と水を混ぜ、熱すぎない温度にしましょう。
汚れが落ちるまで洗ったら、新しいぬるま湯に交換し、泡が出なくなるまで同じ工程を繰り返します。ふんわりと仕上げたいときは柔軟剤の使用をおすすめします。
湿気は天敵
ぬいぐるみの汚れを落とした次は、しっかりと乾燥させることが重要です。湿気を含んだ状態のままにしていくとカビなどの原因になります。
まずは軽く水気を切ったあと、大きめのタオルまたはネットの中に入れて洗濯機で脱水します。このときにあまり長く脱水してしまうと大切なぬいぐるみに大きな負担が掛かるため、注意しましょう。1~2分を目安に脱水してください。
脱水が終われば、風通しが良く陰干しになる場所で1~2日以上かけてしっかり乾燥させてください。
吊り下げタイプのネットなどを使用して干す事により、型崩れを防ぐだけではなく、風通しを良くする事ができます。場合に応じて、小物用の洗濯竿の両端にタオルをハンモックのように吊るし、タオルの上で乾燥させても良いでしょう。ぬいぐるみのサイズや形状に適した干し方をしてください。
仕上げの作業として、ぬいぐるみが乾燥しきる前に優しくブラシを掛けましょう。毛並みが整い、きれいに乾燥します。
おわりに
ぬいぐるみをインテリアとして飾ってあったり、中にはペットのようにかわいがったり、抱き枕として使用したりする方もいるでしょう。しかし、普段使用しているぬいぐるみがゴミやダニで汚れていたら飾りにもなりませんし、かわいがっている間に汚れが手などに付着することもあります。
洗濯の際の大きなポイントは、「ぬるま湯」で洗い、しっかりと「乾燥」させることです。ポイントに注意して、定期的にぬいぐるみを洗濯し、常に清潔な状態にしてあげましょう。
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