定期預金は利率で選ぶ。定期預金のかしこい預け方

2014.09.01マネー , 定期預金 , 貯金
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ボーナスやまとまった収入があった時、普通預金ではない別の形で預金したいという方も多いのではないでしょうか。

金融商品は数多く存在していますが、「定期預金」はご存じですか?

定期預金は、賢く利用することで非常にお得になる預金方法です

「普通預金より金利が高いことは知っているが、それ以外にはあまり知らない」「どのように利用するとお得なのか知りたい」という方のために、ここでは定期預金の賢い利用法をご紹介します。

普通預金との違いとは?

普通預金との違い定期預金は普通預金より金利が高いという特徴があります。しかし定期預金は一度預けると一定期間お金を引き出すことができません

また、定期預金はそれぞれ預け入れ期間が違います。短いもので1ヶ月、長いものだと5年以上のものなどその期間はさまざまです。

一般的に定期預金は預け入れ期間が長いほど、受け取れる利息も大きくなるという特徴があります。

 

定期預金の利用法

定期預金は元本が保証されています。さらに普通預金よりも利息が良いため、お金を貯めようと思っている場合には普通預金に預けっぱなしにするより定期預金に預けることをおすすめします。すぐに使う予定の無いお金であれば、出し入れに制限が設けられている定期預金の方が効率的に貯金できます。

定期預金を利用している方は、生活費は普通口座、貯めるお金は定期預金という形で口座を使い分けているケースが多いです。

 

預け入れ期間と利息の関係

期間と利息の関係定期預金は預け入れ期間に比例して利息が高くなります。それだけを聞くと、高い利息のつく長期間の定期預金がとても魅力的に映るでしょう。しかし、定期預金は満期が来るまでは自由にお金を引き出すことができないため、その点注意する必要があります

一方、満期までの期間が短い定期預金の利息は長期間のものと比べて低くなりますが、長期間お金を自由に出し入れできないという不便さからは開放されます。どのような目的での定期預金かをしっかりと考えた上で、利息と預け入れ期間を考えることが大切です

 

定期預金の賢い預け方

定期預金の金利が高い時は、満期の長い定期預金を選ぶとお得です。年月の経過と共に金利が下がっても影響を受けること無く、高い金利のままで資産の運用ができます。

反対に、金利が低い時は満期の長い定期預金にすると損をしてしまう場合があります。何故かと言うと、将来金利が上昇した際すぐに預け替えができないからです。そのため金利が低い時にはできるだけ満期が短い定期預金を利用し、その都度見直しをする方が良いでしょう。

また、金利上昇時には変動金利の定期預金が適しています。こちらを選んでおくと、将来の金利上昇にしっかり対応してくれます。

逆に、金利下降時には変動金利は避けた方が賢明です。この場合では預け入れ時の金利が一番高く、その後は金利が下がってしまいます。

 

定期預金の解約は損かどうか

賢い預け方定期預金は満期まで預けることで、預け入れ当初に約束された利息が受け取れる預金です。そのため預け入れ途中で解約すると利子が少なくなるというペナルティが課せられます。よって、定期預金はできるだけ満期を迎えるまで預けておくことが大切です。

しかし、元金はしっかり保証されています。元本が減ってしまうことが無いという点は、定期預金のメリットでもあります。

 

おわりに

定期預金の仕組みとお得な預け入れ方法について紹介しました。定期預金は満期までの期間の長短が受け取る利息に関係しています。

定期預金を利用する際は金利上昇時、金利下降時など、その時の金利の状況に合わせて定期預金を選ぶことがポイントです

将来のためのお金をできるだけ良い条件で預金するためにも、定期預金は元本が保障されており、おすすめの方法です。これらの知識を活用して、自分の預金方法を見直してみませんか。

タグ : 定期預金のかしこい預け方
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