まずは書類選考を突破しよう!採用担当者の目に留まる履歴書の書き方【転職編】
2016.10.27仕事 , 書類 , 転職転職活動の際、履歴書は企業に向けた最初の自己PRとなる重要な書類です。いくら本人に熱意や実力があっても、履歴書で納得させられなければ面接までたどりつくことすらできません。
履歴書は、ただ詳しく書けば良いというものではありません。採用活動を有利に進めるために効果的な書き方があります。
今回は転職を行う方に向け、採用担当者の目に留まる履歴書の書き方をご紹介します。
第一印象が大切
パッと見て印象が良くない履歴書は、不採用の確率を高めます。
採用担当者が最初に目にするポイントは「文字」と「写真の印象」の2つです。文字は上手ではなくても構いませんが、丁寧に書かれているか、誤字・脱字がないかに気を付けてください。もし訂正・修正の必要が生じたら、必ず最初から書き直しましょう。修正液の使用はNGです。
写真は、健康的で誠実な服装や髪形を意識しましょう。
学歴・職歴は読みやすく
転職の場合、学歴欄に記載する経歴は最終学歴だけで構いません。ただし、職歴はしっかりと書きましょう。別紙の職務経歴書に職歴を記載していたとしても、履歴書にもまた詳細な職歴を記載してください。職務経歴書を読んでもらえないことも想定して、履歴書を読んだだけで職歴が分かるようにする必要があります。
職歴には、応募企業に関連する業務経験や今後応用できそうな業務経験を拾い読みしやすいよう箇条書きで記載します。
また、前職の会社については入社年度、業務内容、社員数や所在地などの基本情報を記入しておくと良いでしょう。
志望動機は明確に
採用担当者は志望動機欄を非常に重視します。なぜなら、志望動機欄には「どうして転職して別の会社で働くことがベストだと考えたのか」が最もよく表れるためです。
採用担当者が当然抱くだろう疑問にしっかりと応えるためには、「これまでの経歴と転職に至った理由(過去)」、「応募企業のどこにどのような魅力を感じたのか(現在)」、「入社後はどのようなことにチャレンジしていきたいのか(未来)」の3点をベースに置いて文章を組み立てていく必要があります。
志望動機には明確さが求められるため、不明瞭な表現は避けるべきです。不明瞭な志望動機の例を3つご紹介します。
1つ目は、「事業内容に興味を持った」「これまでの経験を生かして」などマニュアル通りの言葉をそのまま記載した志望動機です。どのような事業内容に、なぜ興味を持ったのか、どのような経験をどう生かしたいのかを明確にする必要があります。
2つ目は、「社風が合っている」「憧れの企業だった」などの漠然とした志望動機です。自分のどこが、社風のどのような部分にマッチしているのか、自分が働くことで何ができるのか、何をしたいのかを明確にする必要があります。
3つ目は、「やる気は誰にも負けない」「一生懸命がんばる」などの精神論を語ることです。やる気があることも、一生懸命働くことも当たり前です。意欲があることの根拠を具体的に書きましょう。
自由記入スペースを活用する
自由記入スペースでは、意欲のある姿勢などをアピールすると良いでしょう。アピールポイントをどのように生かしていきたいのかを具体的に書くことが大切です。
また、自分のウィークポイントをどのようにカバーしていくかをアピールする方法もあります。職歴や年齢などの弱点を明確にすると同時に、どのように克服していきたいのかを書きましょう。
おわりに
履歴書による書類選考を突破できなければ、次のステップである面接まで進むことはできません。書類選考に通るためには、多くの応募者の中でもキラリと光る魅力的な履歴書を作成する必要があります。多忙な採用担当者にも伝わりやすいよう、簡潔で分かりやすい内容を心掛けましょう。
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