鉄則!学生アパートの探し方

2014.12.01不動産 , 賃貸
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学生アパートは、入居者を学生のみに限ったアパートです。入居者全てが学生であるため、隣人がどのような人物であるのか知らないままで暮らす通常の賃貸物件に比べれば、身元がわかっている者同士で暮らすという安心感があります。そのため、学生が慣れない一人暮らしをする際に選ばれることの多い学生アパートですが、良い物件には人気が集中するものです。ここでは、その探し方のコツについてご紹介します。

新入生の学生アパート探しは早めの行動がカギ

進学して初めて一人暮らしをする新入生にとって、安全性が高く低料金設定の学生アパートは強い味方です。学生アパートは通学する学校に近いことが多いため、同じ学校に通っている学生ばかりが入居していることも多く、親しく付き合うきっかけが生まれる場合もあります。良い関係で入居者同士の交流が盛んになれば、楽しい学生生活を送ることができます。

このようにメリットの多い学生アパートですが、新入生が新居を探し始める状況は、物件探しにおいて有利な条件とは言えません。合格がわかってから入学までの間に時間的な余裕がなかったり、遠方に住んでいるために何度も現地に出向くことができなかったりなど、じっくりと探せないケースが多いからです。

 

進学シーズンは競争率が高め

ちょうど進学のシーズンには、同じく新入生で学生アパートを探している人が多いため、あまり悠長に構えていると、その間にも良い物件は他の新入生に契約されてしまいます。推薦入試などで早い時期に合格がわかっている場合には、一般入試の合格発表前に速やかに物件探しをすることがコツです。

一般入試の場合には、合格発表後は合格者が一斉に部屋探しを始めるため、良い物件は競争率が高まります。この激戦に打ち勝つためにも、合格する自信さえあれば合格発表前に予約を入れてしまうという裏技を使う方法もあります。ただし、万が一にも不合格の場合にはキャンセルということになるため、予約を受け付けてくれない業者もあります。

このような裏技を使わない場合には、慌ただしい獲得競争の中で学生アパートを探さなければいけないため、できるだけ早く行動を起こすことが必須です。その際、自分が住まいに求める条件を事前にまとめておくことで、効率的に物件を見極めることができます。

 

防犯を意識した物件選び

十分な検討ができない中でも、まず優先して物件に求めたい条件は防犯面です。初めて親元を離れて一人暮らしをする学生を取り巻く環境は、必ずしも安全とは言えない状況です。特に女性の場合には、防犯カメラやオートロック等のセキュリティが充実している学生アパートがおすすめです。不審者が屋根やベランダを伝って侵入してくることもあるため、それが可能な造りになっていないかを注意深く確認しなければいけません。

 

騒音問題を意識した物件選び

またアパートでは、隣接する部屋同士の音が筒抜けになってしまうことが多い点にも注意が必要です。他の入居者の騒音に悩まされることも避けたいものですが、逆に自分の生活音が両隣や上下階に漏れることでトラブルに巻き込まれることも心配です。

木造は音を通しやすいと言われますが、たとえ鉄骨造りのアパートを選んだからと言って、それだけで安心してはいけません。柱の素材が木から鉄に代わるだけでは、防音効果はさほど変わらないのです。音を通しにくいかどうかは壁によって左右されるものです。

鉄骨造りの壁の厚さを間取り図で見せてもらい、音の漏れやすさを確認します。さらに壁の間に断熱材や防音材、あるいは軽量気泡コンクリートが入っているかということもポイントとなります。業者に防音性を確認するとともに、実際の部屋でも壁を叩いてみて、その響きやすさを自分の耳で確かめることが大切です。

 

ある程度の妥協も必要

新入生の学生アパート探しは、時期が遅れるほど条件に合う物件が見つからない可能性が高くなります。キャンセルが出ることも皆無ではないのですが、入学というタイムリミットがある以上、それを待つという賭けにも限界があります。

そのため、良い物件が見つからない場合には、少しの妥協を交えながら契約を決めることも必要です。学生として一人暮らしをする間は、ずっと同じところに住み続けるつもりで学生アパート探しをする人も多いですが、途中でより良い物件を見つけて転居する学生も決して珍しくはありません。初めての物件探しでは、どのような学生アパートが住みやすいのかがわからず、的を射た条件出しができていない場合もあるので、実際に一人暮らしをしてみてから、経験を生かしてより良い物件を見つけるのも悪くありません。

 

在学生のメリットを生かしてより良い学生アパートを探そう

入学時には学生アパートの競争率が激しく、思い通りの物件が探せないまま契約する人も少なくありません。また、気に入って入居したつもりでも、暮らしてみると不都合が出てくることもあり、それぞれに理由があって学生生活の途中で転居を決める学生は意外と多いものです。在学生が学生アパートを探す場合には、新入生とは異なるメリットが多いため、それを生かした物件探しをすることが大切なコツです。

 

【コツ1】3月より前に物件を選ぶ

第一に物件探しの時期が挙げられます。学生アパートの場合には、入居者の卒業時期を業者が把握しているので、3月の退去シーズンより数か月前から春入居の受付をしてもらえます。その頃が最も学生アパート物件の多い時期であるため、受験生達が物件探しをする前に、時間をかけて物件探しをした上で契約しましょう。

 

【コツ2】周辺施設をチェック

在学生はそれまでの学生生活を通して、学校周辺のどこに何があるのかといった土地についての知識が頭に入っているはずです。確かに、学生アパートを紹介してくれる業者も、スーパーやコンビニなどの一般的な施設は教えてくれます。しかし、それではイメージが湧きにくいものであるため、自分で土地を理解した上で物件を探した方が、はるかに住みやすい立地を選択することができます。

 

【コツ3】近隣の住人をチェック

さらに在学生の場合には、契約しようとする学生アパートにどのような学生が入居しているのかということも、ある程度は知ることができます。気の合わない人を避けることも、逆に仲の良い友達の住むアパートを選べるのも在学生の特権です。

 

気を付けたいポイント

このように、在学生の学生アパート探しはメリットが多いのです。ただし、新入生の時に物件探しを経験しているとは言え、在学生でも物件そのものを見る目が肥えているとは言い切れません。なぜなら、新入生の時は、右も左もわからない本人よりも親が主導して物件探しを行うことが多いからです。しかし、在学の途中で転居する際には、学生である本人主導で学生アパートを探すケースも増えます。

 

【ポイント1】日当たりや風通し

まずは、住まいの快適性に関わる日当たりや風通しについてです。日当たりが悪いと部屋が暗いだけでなく、カビが生えやすい、洗濯物が乾きにくい、気が滅入りやすいなど、住むにつれて不都合を感じる人が多いものです。日当たりの良い部屋を希望するのであれば、物件の下見を昼間に行い、実際の日当たりや風通しを自分の五感で確認することが大切です。

また、湿気のこもりやすさも現場で確認したい大切なポイントです。学生は外出している時間も多く、十分な換気ができるとは限りません。湿気のこもる部屋では、水周りや収納にカビが生えやすく、結露やダニの繁殖も心配です。部屋や家具も傷みやすくなり、ひどい場合は健康被害につながることもあるため、湿気については妥協しない方が賢明です。

 

【ポイント2】部屋の汚れや欠損

この他にも、部屋の中の目立つ汚れや損傷している部分については細かくチェックして、入居前に修理してもらえるかどうかを確認しておくことが大切です。後は、エアコンが古く電気代がかかるタイプでないか、収納が十分にあるか、コンセントプラグの位置や数に不足を感じないか等、それぞれの生活スタイルによって求められるレベルが異なるため、実際の暮らしを想定してチェックすることが大切です。

 

おわりに

学生アパートは人気が高く、新入生として物件を探す場合には、良い物件を獲得するための競争が繰り広げられます。そのような状況下で、より良い部屋を借りるための物件探しのコツと物件選びのポイントについてご紹介しました。

入学時の激戦で良い物件に出会えず妥協して契約するケースもありますが、この場合には、在学しながら転居を探す方法も有効です。在学生ならでは利点を生かしつつ、ポイントを押さえた物件選びをすることが大切です。

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