初めての一人暮らしでも安心!賃貸物件の選び方のポイント
2014.07.30不動産 , 賃貸 , 選び方賃貸物件の契約期間は通常2年となっているため、物件選びに失敗したからといってすぐに引っ越すことはできません。契約期間内の退去は違約金が発生することもありますし、新しく住む部屋を決めたり引っ越しをしたりするには時間もお金もかかってしまいます。そうならないために、賃貸物件選びにおいて重要なポイントをまとめました。
見逃してはいけない5つのポイント
賃貸物件を選ぶ際にチェックするべきポイントを5つピックアップしました。一人暮らしをするのが初めてでどのように部屋探しをすればいいのかわからない方は、ぜひ参考にしてください。
【ポイント1】家賃
賃貸物件を選ぶ際に一番大事なのは家賃です。家賃は毎月の固定出費となるため、無理なく確実に払える金額の物件にしておくことをおすすめします。一人暮らしのための物件選びにおいて理想的な家賃設定は、収入の3分の1程度と言われています。
【ポイント2】立地
次に大切なのが立地条件です。駅から近い、近くにコンビニやスーパーがあるなど日常生活を送る上で利便性の高い物件はやはり人気です。周辺環境の利便性が高いと生活はしやすいですが、治安が悪い可能性も高いため注意しましょう。また大学生なら自分の通う学校へ近い物件を選びたくなるかもしれませんが、あまりにも大学に近いと友達の溜まり場となり、自分のプライベートスペースが脅かされる危険があります。自転車を使って通える場所や、一駅離れた程度の場所がちょうどいいかもしれません。
【ポイント3】日当たり
日当たりがいいかどうかも大事なポイントです。日当たりが悪いと日中でも電気をつける必要が出るため、電気代が余計にかかります。日中を部屋で過ごすことが多い場合は特に注意しましょう。
【ポイント4】風通し
湿気が溜まりやすい部屋は、カビが発生しやすくなるため壁紙などが傷みやすくなってしまいます。退去時に壁紙張り替え費用を請求される可能性もあるため、風通しの良し悪しについても確認をしておくと良いでしょう。
【ポイント5】不動産会社
そして、不動産会社選びも重要なポイントとなります。自分が利用しようとしている不動産会社の評判などを事前に調べておくようにしましょう。物件を紹介する際にどこまで丁寧に説明してくれるか、メールや電話の問い合わせにも親身になって応じてくれるかという点をチェックしてから不動産会社を決めることをおすすめします。
希望条件に優先順位をつけよう
上記の5つのポイントを全て満たす物件を見つけるのは難しいため、妥協できる条件から削っていくことが必要になります。例えば仕事が忙しく朝早くから夜遅くまで会社にいるため部屋には寝に帰るだけという方なら、多少日当たりが悪くてもかまわないのでできるだけ会社に近い物件にする、というように優先度を決めるわけです。職場や学校から多少離れていても、ソファーの置ける広い部屋がいいという方もいるでしょう。譲れない条件というのは人それぞれのため、自分の中での優先順位を明確にしておくことが大切です。
他の人はどんなところで失敗した?
物件選びに失敗しないためには、他の人の失敗例を見てみることも大事です。そこで、ここでは3つの失敗例をご紹介致します。
【失敗その1】デザイナーズマンション
デザイナーズマンションはデザイン性を重視しすぎて、いざ住んでみると生活しにくいことがあります。おしゃれな外観だけで判断してはいけません。
ロフトもおしゃれではありますが、熱がこもりやすいため寝室としてはあまり使われないのが実情です。昇り降りも面倒で掃除がしづらいなど使い勝手が悪く、最終的には物置と化すことが多いようです。
【失敗その2】高層マンション
タワーマンションなどの高層マンションは防犯性も高いため人気です。しかし高層階に住んでいると、その高さが不便に感じる場合もあります。例えば、ゴミ出しや忘れ物を取りに行く時などちょっとした外出の時でもエレベーターを待たねばならないため、移動時間がかってしまうのがネックとなるのです。
【失敗その3】駅近物件
駅近物件も人気ではありますが、駅から近すぎると治安面や騒音面が心配です。駅があると遅い時間まで人の行き来があるため、場合によっては人の話し声などが気になるかもしれません。昼に下見をした際には静かな環境だと思ったものの、夜になると周辺の騒音が酷かったという場合もあります。こういった失敗を防ぐために、昼の時間帯と夜の時間帯両方で下見をするようにしましょう。
また、電車の走行音や駅のアナウンスなどがダイレクトに聞こえてくるほどの近さであれば、終電の時間まで眠れず始発で起こされ、慢性的な睡眠不足になるという事態も考えられます。利便性だけを追い求めず、自分が毎日生活をする場所だということを忘れずに物件選びをするようにしましょう。
最後に
住環境は、仕事もプライベートも含め自分の生活の基盤を決めるものです。多少時間がかかったとしても、納得がいくまで慎重に選びたいところですね。
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