合宿教習所を選ぶときの6つのポイント
2015.03.07学習 , 資格 , 運転免許合宿免許は、教習所が指定した宿泊所で寝食を行いながら毎日教習を受けて、短期間での卒業を目指すものです。学生さんなど比較的まとまった時間を確保しやすい方であれば、効率よく免許取得に励むことができるため、とても人気があります。
合宿免許は、約2週間という期間を自宅から離れて過ごすことになるため、教習所選びは重要です。合宿免許を行っている教習所は全国にたくさんあります。インターネットで探すとたくさんの候補が出てきます。しかし、あまりにも数が多いため、いざ1つに決める段階で迷ってしまうことがよくあります。教習所を選ぶ際には、どのような点に注目すればよいのでしょうか。
この記事では、合宿免許の選び方として役に立つ6つのポイントをご紹介します。
【合宿教習所選びポイント1】スケジュールで選ぶ
合宿免許は最短で卒業できるスケジュールが決まっているため、計画的に免許取得を目指すことができます。あらかじめいつまでに免許を取得したい、あるいはしなければならないという状況にいる方は、合宿教習で免許を取得するまでの流れを把握すれば教習所選びがスムーズに行えます。
合宿免許は最短で教習が終了する日数が決まっています。例えば、普通自動車免許の取得を目指す場合、MT車の講習は最短で16日程度、AT車の場合はさらに短く14日程度で修了することができます。そして教習所を卒業した後は、運転免許センターで本試験を受けます。本試験に合格すると即日免許証の交付を受けることができます。運転免許センターでは平日は毎日本試験を実施しており、教習が終了したら直ちに本試験を受験することができます。
このようにおおよその日数が把握できたら、自分の希望するスケジュールに合わせて合宿免許を選びます。ただし、注意する点があります。合宿免許は時期によって非常に混雑します。特に学生さんの夏休みや春休みの時期は、希望者が大勢いるため予約が早めに埋まりがちになります。この時期を希望する場合には、早めに申込みを行うことが大切です。
【合宿教習所選びポイント2】料金で選ぶ
合宿免許は一般の通学での教習と比べると、費用の面でお得になっています。そして、時期によっても大幅に違いがあります。1年の中で料金が低い時期と高い時期があります。
合宿免許の料金が高い時期は、学生さんの春休みや夏休みにあたる時期です。つまり2月から3月にかけてと、7月から8月にかけての期間は一番料金が高くなります。この時期の料金は高いですが希望者も多いため、予約が早めに埋まってしまうことが多いです。
これ以外の時期は合宿免許の料金は下がります。できるだけ安い費用で免許の取得を希望する人は、料金が高い時期を避けてプランを立てると良いでしょう。ただし、春休みや夏休み期間終了直後の教習所の料金が下がる時期は希望者が多いため、こちらも早めに予約が埋まってしまう傾向にあります。その時期を狙うのであれば、できるだけ早く申し込みを行うことが必要になります。
その他、合宿免許の費用に関しては学生さん向けに特別なキャンペーンを行っている場合もあります。このようなキャンペーンを利用することでさらに割引料金で合宿免許を利用することができます。キャンペーン情報はインターネットや大学生協などで収集することができます。
料金をチェックする際には、保証内容も合わせて確認することも大切です。特に教習中に行われる試験に不合格になった場合、追加費用が必要となるのか、それとも追加費用なしかという違いは費用に大きく影響してきます。
【合宿教習所選びポイント3】場所で選ぶ
合宿教習は16日程度、教習所が用意している宿泊所で過ごすことになります。合宿期間中は家に帰ることは基本的にはできませんが、もちろん自由時間はあります。特に仮免取得までの期間は技能教習も学科教習も時間数が少ないため、スケジュールに余裕があります。そのため、空き時間を観光に利用することができます。合宿免許ならではの醍醐味であると言えるでしょう。
近くに観光名所があるところや以前から訪れて見たかった場所に焦点をあてて、教習所選びを行うというのも1つの方法です。
【合宿教習所選びポイント4】周辺環境で選ぶ
合宿免許では、最短で免許が取得できるスケジュールを組んでくれていますが、意外とたくさんの自由時間があります。そこで、自由時間を有意義に使えるような周辺環境をチェックしてみましょう。
あると便利な商業施設としてスーパーやコンビニが挙げられます。必要な日用品を買ったり、お腹がすいた時におやつを買ったりでき、近くにあると何かと便利に利用できます。近くにお店があれば、わざわざ自宅から持参しなくても、必要なものは現地で調達することもできます。合宿先で知り合った仲間と居酒屋へ飲みに行く、ということも可能です。
また、カラオケ、ゲームセンターなどの娯楽施設があれば自由時間が充実します。教習は一般的には夜の19時半頃までに終了しますが、その後夕食をとり、消灯時間までは自由時間になります。さらに、郵便局や銀行の場所や病院や薬局の有無を調べておけば、いざというときに役に立ちます。
【合宿教習所選びポイント5】宿泊施設で選ぶ
合宿免許を行っている教習所は、利用者の希望を満たせるようにさまざまなタイプの宿泊施設を用意しています。
例えば、シングルタイプの部屋があります。このタイプはひとりで1つの部屋を使うことができます。教習後、あるいは自由時間はひとりで過ごしたい、のんびりしたいという方にはお勧めです。友人同士で同じ部屋に泊まりたいという場合には、ツインタイプの部屋が設けられている宿舎を選ぶと良いでしょう。
一般的には、相部屋タイプの宿泊施設を用意しているところが多いです。これは個別に申し込みをしてきた面識の無い人達が同じ部屋を利用するタイプです。同じ目的を持った人達の集まりであるため、すぐに打ち解けて新しい友人関係が作りやすい環境といえます。
この他にも温泉付きの宿泊施設や女性専用の宿泊施設など、個性的な宿泊施設を用意している教習所もあります。
【合宿教習所選びポイント6】食事内容で選ぶ
一般的なプランでは、1日3食付きとなっています。教習生は宿泊施設か教習所で用意された食事を食べます。近年では、食事内容にこだわっている宿舎が増えています。毎日の食事は健康にも影響を与える要素であるため、合宿免許選びにおいては注目すべきポイントになります。
例えば、健康を意識して栄養士さんが考えた献立を毎日提供しているところもあります。また、地元に名物料理がある場合はそれを献立に含めているところもあります。あるいは、食欲旺盛な若者のためにバイキング形式で食事を提供しているところもあります。
もちろん、食事なしのプランを選ぶことができるところもありますし、自炊ができるという施設もあります。
おわりに
ここでは、合宿免許の選び方として役に立つ6つのポイントについてご紹介しました。合宿免許では、利用者が満足できるようにさまざまなサービスを用意しています。サービス内容はバラエティに富んでいます。まずは希望を紙に書き出してみましょう。その中から自分にとって優先したいことを中心に情報を収集すれば、自然と候補を絞ることができます。
教習所の候補が絞れてきたらすぐに資料請求や問い合わせを行いましょう。合宿免許は人気があるため、早めに行動をすることが大切です。
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