そろそろミルク離れOK?離乳食の開始時期を見極める3つの方法

2014.08.14子育て , 結婚 , 赤ちゃん
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子育て中のママは不安でいっぱいですよね。赤ちゃんは日々すくすくと成長していくため、どの段階でどんな対応をすればいいのかという疑問は絶えないことでしょう。
食事の面でも、「いつから離乳食を始めればいいの?」「離乳食に切り替えるタイミングを見極めるポイントは?」など、考えることはたくさんあります。どういった方法で離乳食を食べさせ始める時期を判断するか、その方法を3つご紹介します。
 

赤ちゃんの行動をよく観察してみよう

赤ちゃんの行動を観察しよう

離乳食を開始する上での大切な目安の一つに、「おすわり」ができるようになっているかどうか、ということがあります。ミルク以外の食べ物を噛んで飲み下すためには、上体を起こしていなければいけません。首がすわって、自力でおすわりができるようになったら、身体的には離乳食を開始してOKというサインです。
また、赤ちゃんは、成長と共に色々な動きをするようになります。「あー」や「うー」といった言葉を発して意思表示することもあります。親が食事をしている時に頻繁に言葉を発するようになったら、それは食べ物に興味を示しているサインかもしれません。このように「大人の食事」に興味を示してきた時は、ミルク離れするチャンスです。上体を起こして色々なものに興味を持ちだすと、大人の食事にも手を出すことがあります。よだれを流しながら口をもぐもぐさせる動きが見られたら、離乳食を始めてもよいでしょう。
「よだれ」の量が増えてきた時も、離乳食へ切り替えるタイミングと判断できます。口を閉じてごっくんと飲み込む練習をして、口の機能が発達していく時期です。ミルク以外のものを消化するだけの力が身についている証拠とも言えます。

 

母乳やミルクを欲しがる間隔を測ってみよう

ミルクを欲しがる間隔を測ろう

赤ちゃんに母乳をあげる人、粉ミルクをあげる人、その両方を行う人など、タイプは色々でしょう。母乳の出具合や赤ちゃんの体調・好みによって、与えるものはさまざまです。途中で好みが変わる場合もあります。
ただし、母乳やミルクを欲しがるタイミングはほぼ一定で、あまり変化はしません。変化があるとすれば、母乳や粉ミルクでは栄養が足りないという証拠です。さっきあげたばかりにも関わらず、すぐに欲しがるような行動が見られる場合は、離乳食で栄養補給する必要があると考えられます。

 

医師や育児の専門家の意見を参考にしよう

医師の意見を参考にしよう

赤ちゃんの様子をよく観察していても、離乳食をあげてよいものか判断に困るという方もいらっしゃるかもしれません。そのような場合は、専門家に意見を求めて判断を仰ぐことをおすすめします。かかりつけの産婦人科医や出産や育児を専門に扱っている専門家を訪ね、相談をしてみましょう。その際は、上述したような赤ちゃんの日頃の行動やミルクをあげる頻度などをメモして持って行くと参考になります。
少し前までは、離乳食の開始時期が早過ぎると子どもが食物アレルギーになりやすい、という考え方がありました。しかし、これには元々根拠があったわけではなく、遅らせればよいということではないというのが最近の意見の主流です。医師によりますが、産婦人科医の多くは気にし過ぎないことが大切だとしています。時期を気にし過ぎてストレスを溜めると、子どもにも悪影響を与えることになります。周りの赤ちゃんより離乳食の開始時期が遅くなっても、子どもの発育には問題ありません。焦らずにその時を待ちましょう。

 

おわりに

赤ちゃんの離乳食を開始するタイミングの見極め方を紹介してきました。
離乳食を開始する時期は、2007年に厚生労働省が発表した「授乳・離乳の支援ガイド」によると「生後5、6ヶ月」となっています。しかしこれはあくまで目安に過ぎません。一般的なデータや専門家の意見は参考程度にしましょう。赤ちゃんをよく観察して、ささいな変化を見落とさないことが最も大切です。

タグ : 赤ちゃんに離乳食を食べさせ始める時期
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