失敗しない命名方法は?赤ちゃんの名付けに関するポイント
2014.08.07命名 , 子育て , 結婚生まれてくる大切な子どもの名前を決める基準は、人それぞれです。最近は難しい漢字を使った名前や、当て字を使った名前も多く、読み方が難しいケースも増えています。
ここでは、「どんな方法で命名しよう……」と悩んでいる方向けに、子どもの名前をつけるポイントを5つ紹介していきます。気に入ったものを参考にしてみてください。
【ポイント1】名前に使える文字と使えない文字を把握する
人の名前には、使える文字と使えない文字があります。ひらがなとカタカナは全部OKで、繰り返し記号(々・ゝ・ゞ)も使えます。
漢字は使えないものがあるので注意しましょう。常用漢字と人名用漢字、そして一部の許容字体しか使えません。珍しい漢字を使いたいという人は許可されない可能性があるため、事前調査が必要です。
漢字の読み方に制限はありません。当て字を使って命名することは可能です。ただし、行き過ぎた名前は人から覚えてもらえないなどの不便さがありますので、その点は考慮しましょう。
「A・a」といったアルファベットや「1・2」などの算用数字、ローマ数字は名前に使えません。音に当てはまる漢字やカタカナ表記をする決まりです。命名する際の基本的な知識として押さえておきましょう。
【ポイント2】両方の親に相談する
「自分たちの子どもなのだから、好きに名前を決めたい!」と思う人は多いことでしょう。しかし、夫婦双方の両親に相談するのが習わしという地域は多いです。礼儀として、まずは子どもの名前をどうしたらいいのか、お伺いを立てておいた方が良いでしょう。
特に義理の両親には気を遣いましょう。何の相談もなしに勝手に名前を決めると、機嫌を損ねる危険性があります。また、長男が代々ある字を受け継いでいるという家もあります。
【ポイント3】候補の名前を書いて、声に出して読んでみる
子どもにつけたい名前の候補がいくつか出たら、紙に書き出してみましょう。並べるように書いて、実際に声に出して読んでみてください。読みやすい名前になっているかをチェックします。
見た目のバランスが良いか悪いか、視覚を使ったチェックもしてみましょう。名前は一生使うものです。苗字とのバランスはいいか、繰り返しチェックすることをおすすめします。
【ポイント4】生まれ月・季節から命名する際は、読み方の種類を調べる
誕生月や季節からヒントを得て名前をつけるスタイルは、昔からある命名方法です。春夏秋冬をイメージさせる名前は趣があり好まれます。つける際のポイントは、読み方にどんな種類があるのか調べて、異なる読み方がないか考えることです。
3月生まれだったら、「みつき」や「みづき」とアレンジできますし、9月生まれは「きゅう」や「く」と読むことができます。名前の一文字に入れるだけでも、季節感を出すことができます。
男の子か女の子かで、合う漢字は異なります。漢字にする時は、性別に合った素敵な名前にしましょう。
【ポイント5】著名人・有名人から名前をもらう時は、フルネームにならないように
命名する際、著名人や有名人の名前からもらうという方法があります。好きな歴史上の人物やスポーツ選手、芸能人の名前をアレンジしてもよいでしょう。
この時のポイントは、フルネームが同じにならないようにすることです。苗字と名前が同じになると、子どもにとってはプレッシャーになることがあります。自分が好きな人を子どもも好きになるとは限りませんので、注意しましょう。
おわりに
命名する時の5つのポイントを紹介しました。名前のつけ方は他にも色々ありますが、子どもの将来のことまで考えて、イメージしながら命名することが大切です。
子どもが大きくなった時に、自分の名前が好きだと思ってもらえる名前を考えてあげましょう。
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